「BTS(防弾少年団)」が、大統領特別使節団として旅費を支給されなかったという疑惑が提起されたことに対して青瓦台(韓国大統領府)が否定しました。
30日、朝鮮日報はチョ・ミョンヒ議員が外交部から提出を受けた「UN総会出席関連支出内訳」を根拠に「『BTS』に旅費を全く支給していなかった。同じように大統領特使として海外に行ってきた与党国会議員や他の俳優には旅費を支給したが、『BTS』には2018年のパリ訪問時にも大統領の腕時計でなかったことになった」と報じました。



これに対して大統領府は、所属事務所HYBEと協議したとおり、事後精算したと説明した。「歴訪を共にした特使団の航空滞在費用の一部を事後精算形式で進行した。大統領府はBTSの特使としての活動に深く感謝している」と述べました。
文化体育観光部は、所属機関や海外の文化広報院を通じて支給することにしたとしながら「海外で韓国の地位を高めた『BTS』に非常に感謝している」として「費用を出さないというのはとんでもないことだ」と強調した。また文化体育観光部は「今回の海外日程を通じて『BTS』が使用した航空運賃、宿泊費、食費、現地交通費などのコスト全般を海外文化広報院で精算して支給することに『BTS』側と事前協議を終えている」と伝えました。