テナガダコを生きたままぶつ切りにして、薬味などとあえて食べる料理で、ソウルでも食べることができますが、どちらかというと釜山などの沿岸部のほうが有名な料理です。
この料理、生きたままのタコを利用するため、吸盤もそのまま生きており、口の中でくっつくことがあります。
あまりにも活きが良くて長い足の場合、吸盤が喉にくっつき窒息死する可能性があることから「世界の危険な食べ物」にランクインしたこともあります。
上手な食べ方は、吸盤の部分を最初に噛み砕くようにして食べるか、写真のようにサイコロ上にぶつ切りにしてもらうと食べやすいです。
テナガダコは、秋から冬にかけて美味しいシーズンになり、韓国では冬の時期の保養食としても有名です。
外国人にはあまり人気がないといわれていますが、タコを普段からよく食べる日本人には人気の食べ物です。
生きたままが苦手という人は、コチュジャンなどとあえて焼いてもらうのもご飯のおかずにぴったりです。