キャッシュレス大国の韓国ですが、日本の人から「なんでそんなに普及しているの」と質問されることがあります。
実は、韓国では政府の政策としてキャッシュレス普及が数年前から行われてきました。
そのため、キャッシュレス決済をすると利用者と経営者に、3つのお得があることから普及が進みました。

1つ目が利用者の所得控除制度がある点です。
クレジットカードの決済額が年収の4分の1を超えた分に対して、その20%(300万ウォン上限)として所得から控除され、還付されます。
2つ目が宝くじ機能で、10000ウォン以上の支払いをすると宝くじが自動的に付いてきます。
月に一回抽選があり、最高10億ウォンが当たります。
3つ目が、年商が日本円で約240万円以上の売り上げがあるお店では、クレジットカードや電子マネー決済を導入することが義務付けられました。
店舗側にも政府からの補助金制度のようなものがあったようですが、国を挙げてキャッシュレス化が進んでいます。