韓国の実質国営放送局のKBSとMBCは、EXOの「Lotto」を審議、「不適格の判定」をくだしました。
理由は、タイトル曲「Lotto」が「Lotto」という特定商品のブランドを言及したとのことです。
KBSは、「歌詞の脈絡の上、LOTTOは数字合わせのゲームというよりは、特定ブランドの宝くじを意味する表現と解釈できる」と説明しました。
もともと欧米でLOTTOという言葉は、「宝くじ」を意味する普通名詞ですが、韓国では特定ブランドとして認識されています。
日本では、「LOTTO 6」、「スポーツTOTO」など、微妙に「LOTTO」とは違うブランドとして定着していますが、韓国では「LOTTO」というブランドで定着しています。
問題は、SMが審議完了の前に、「LOTTO」の題名を発表し、色々準備してきたことです。発表の数日前に題名を変えるのは難しく、2つの放送局だけで、別タイトル「Louder」を使う苦渋の決断を出しました。
放送局2個所だけだとしても、韓国の地上派は3局しかなく、3分の2が原題とは違う題名を使うことになります。その代わりケーブル放送局や新聞社系の総合編成放送局が発達していますね。
とにかく、プロモーション上の打撃は大きいです。
地上波の3局の中では、民放のSBSだけが「LOTTO」でOKです。
つまり、19日放送のKBSの「ミュージックバンク」と20日放送のMBC「音楽中心」では、「Louder」として紹介されます。
その次の日の21日のSBS「人気歌謡」ではまた「Lotto」に戻ると予測できます。
ややこしいことになりましたが、「前代未聞」や「1曲2題名」は悪いことではありません。
「EXO」自体が「前代未聞」ですから、「一石二鳥」を期待します!
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日韓の旅人
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