「少女時代」ティファニーの2回目の謝罪文。その内容を読むと、出演中の番組「お姉さんたちのスラムダンク」から降板の後も、ティファニーがどれぐらい苦痛の日々をすごしていたかが伝わってきます。

彼女の罪と言えば、日本の象徴(シンボル)を使って、日本のファンに感謝の気持ちを表現したこと。そして、韓国の一部勢力の行動を予測できなかったことです。

宗教裁判のガリレオを思い出すところですが、実は近い過去にも今回とデジャビューのような出来事がありました。しかも「少女時代」に関連したこと。

7年前、「少女時代」は2ndミニアルバム「願いを言ってみて」(GENIE)の販売日を延期したことがありました。2009年6月23日のことです。

その前日の22日に、ある論議が韓国のネットユーザーの間で起こったからです。公開されたばかりの「GENIE」ジャケット写真は、ミリタリー・コンセプトで、その中に使用された戦闘機のイメージが、太平洋戦争の当時に使用された日本の戦闘機に似ているという指摘があったからです。

発売延期が発表された以降、その部分は編集されました。

当時の関係者は「ジャケットに描かれた絵の一部が、意図と反する解析がなされて、誤解を呼んだ。問題の所を削除し、韓国国内で開発・生産された戦闘機“T-50”をモチーフにしたものに変えた」と説明しました。

原本と編集本を比較してみましょう。たったこれだけで、原本のイメージがどれぐらい損なわれたのか。過剰な民族主義が世界に対する韓国のイメージをどれぐらい損なっているかを象徴するようなものです。

「日本と仲良くしよう」とのことを「過去の不幸な歴史や戦争」に結び付けようとする韓国の一部勢力。

このような写真すら、赤の放射状だから騒動を起こしそうです。

ティファニーが謝罪文で話していた「歴史」のことですが、アメリカ人の彼女がなぜ韓国の歴史を勉強しないといけないか、疑問です。

しかも、その「歴史」が韓国では「宗教」となり、しかも「唯一神」になっていることが悲しいだけです。