韓国の第一世代アイドルである「H.O.T」の再結成コンサート開催が、今年は難しそうです。2016年があと4か月を残す中、「H.O.T」側は公演場と公演制作社による宣伝など準備できていることが無く、事実上、開催される可能性がだんだん希薄になっています。

まず「H.O.T」のメンバーたちは公演の練習に1,2か月の時間が必要ですが、公演開催の協議が実現していません。彼らは去年からデビュー20周年に合わせてコンサートとアルバム制作を進めてきました。メンバーたちが再結成イベントを全員で協議し、「H.O.T」を輩出したSMエンターテインメントのイ・スマンプロデューサーと会合を行い、デビュー20周年イベントが具体化してきました。しかし、細部を論議中だったメンバー間の意見の差を克服できませんでした。

主要の大型公演場は年末まですべて埋まっている状況で、物理的にも年内開催は難しいです。大型歌手たちがコンサートを行う、ソウルオリンピック公園体操競技場は今年10月から1年間、専門公演場へ変身するためにリモデリングを開始します。そのため公演企画社はクリスマスと年末公演のために「大型会場戦争」を行っています。

このような状態で「H.O.T」と水面下で接触してきた公演企画社たちも現在は一旦計画を保留にしています。「H.O.T」のデビュー記念日、9月7日を目前にしている状況でイベントを準備していた「H.O.T」側からはため息が漏れています。

しかしアルバム発表やファンミーティングは電撃的な合意がなされれば年内にも可能です。しかしメンバーたちが制作からプロデューサー選定まで意見を出すので簡単ではないという状況です。