東京・SHINCA銀座で26日、2.0CTUPのラボグロウンダイヤモンドの大粒原石がお披露目された。

ラボグロウンダイヤモンドとは、天然のダイヤモンドとは生み出される環境が違うだけで、化学的、物質的に完全に同じ成分や特徴を持つダイヤモンド。模造石や類似石とは異なるものだ。また、ラボ(製造所や研究所)で生み出されるが、天然ダイヤモンドと同様に個体差があり、それぞれが唯一無二の存在であることも特徴。SHINCAは2018年に日本で初めてラボグロウンダイヤモンドのジュエリーブランドとして誕生している。

SHINCA銀座の担当者はラボグロウンダイヤモンドについて、「天然のダイヤモンドに比べると手頃な価格で誰の手にも届きやすくなっています。ジュエリーの裾野を広げ、ひとりでも多くの方にジュエリーの輝きを楽しんでもらいたいと考えています」と説明。今回のような大粒のラボグロウンダイヤモンド原石は、店舗などで実際に見ることはできないため、貴重だという。

また、11月24日に発売される「SHINCA SILVER」もお披露目された。循環型のリサイクルシルバーとラボグロウンダイヤモンドを組み合わせたもので、ラインナップはリング、ペンダント、ピアス、ブレスレット、イヤカフの5種類、計10型。シルバーのピュアな輝きと、ボリューム感、ジェンダーレスなデザインのコレクションとなっている。

新商品について担当者は「性別問わず、いろんな方に身につけていただきたいです。シルバーは比較的、安価な素材ですので、ジュエリーの入り口としても手に取りやすいです。ラボグロウンダイヤモンドを、シルバージュエリーを通じて、親しみがわくきっかけにもなってほしいです」と話した。「SHINCA SILVER」はSHINCA銀座などで販売される。