この日、とある劇場を訪問したカン・ドンウォン。映画「隠された時間」の舞台あいさつとしてファンの前に姿を現す機会でした。
しかし、いつもの舞台あいさつと雰囲気が異なることを察したカン・ドンウォン。「今日は空席が目立ちますね」と言いました。それに加え、「でも、(席が)空いていても気分は悪くありません」と話したのです。
この日は、韓国で最大規模と言われた朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める「ろうそく集会」が行われた日。全国各地から多くの国民が都心部に集まり、心をひとつにした日でした。
こういった日だったからこそ、自身のファン(映画ファン)たちが劇場にたくさん集まらなくても“悪い気がしない”と語ったカン・ドンウォン。間接的に「ろうそく集会」を応援した発言ととらえられました。
ネットユーザーたちは「カン・ドンウォンとろうそく集会、ファンはどちらに行くか相当迷ったと思う」といったコメントを残しました。
舞台あいさつは抽選の場合が多く、滅多なことがないと行けないイベントなだけに、人々の思いも複雑だったことでしょう。