毎週日曜よる10時30分放送の日本テレビ系日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』のプロデューサーを務める日本テレビ・小田玲奈プロデューサーが、番組の新たな魅力を伝える番組『イントロ』に登場! 『家売るオンナ』『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』『知らなくていいコト』など数々のドラマを担当し、現在はバカリズムさんとタッグを組んで日曜ドラマ『プラッシュアップライフ』(毎週日曜よる10時30分放送)を制作!放送開始から大反響を巻き起こしているドラマの見どころを語った。

平凡な女性がひょんなことから人生をゼロからやり直すことになる地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー『ブラッシュアップライフ』。脚本を手掛けるバカリズムさんと小田プロデューサーは以前から一緒に作品を作ってきましたが、今回のドラマが生まれたきっかけについて「『生田家の朝』というZIP!の朝ドラマで初めてバカリズムさんとご一緒した時に、“いつか夜のGP帯のドラマでご一緒したいですね”と話していて。それからバカリズムさんにいろいろな企画をご提案をいただいた中で、“これがいい”と思い日本テレビに出した企画が通った。でもバカリズムさんからしてみたら“これが通ったの?”というものだったみたいです」と答えた。意外なことに、バカリズムさんご本人は今回の企画が通ってびっくりしていたとか。そんなバカリズムさんの脚本家としてのスゴさを聞くと……「書くスピードが速いんですよ。とにかく1話書いてみます、みたいな感じでパッと書き上げる。しかも、いま台本は8話ぐらいまで出来上がっているんですけど、8話に出てくる事を既に第1話で言ってたよね、というのが山ほどある。最後どうなるかは決めてなかったのに、全て計算していたみたいに。スゴい方だなって改めて思いました」。

さらに小田プロデューサーは、バカリズムさんの脚本家としての視点に驚かされると言います。「今まで誰もそこを描いてなかったけど、みんな必ず一度は思ったよね、みたいなことをドラマにする天才。『人生をやり直す女性の話』というと一見壮大な感じだけど、実際に書いていることは日常にも程がある(笑)」。まるで日常をそのまま切り取ったかのような自然な会話劇もバカリズム脚本の魅力の一つ。「たぶんこのドラマを見た方は、一体どこまでが脚本でどこからがアドリブ?と分からなくなるぐらい、その場で思ったことをしゃべっているように見えるかもしれないですが、意外と一語一句台本。台本で10ページのシーンなどがあるので、台本を渡された女優さんたちは“ウワーッ”ってなりそうに思うんですが、実は皆さん、説明ゼリフを1個覚えることのほうがよっぽど大変で、こういうセリフは割とスムーズに覚えられるって言う。それを書ける脚本家はなかなかいないと思います」とコメント。人生をゼロからやり直す主人公・近藤麻美役は安藤サクラさん。小田プロデューサーは「ほんとに近藤麻美を生きているように自然」と、そのナチュラルな演技を絶賛。さらに、あーちん(安藤サクラ)、なっち(夏帆)、みーぽん(木南晴夏)の幼なじみ3人娘の距離感や緩さも絶妙で「3人のあだ名も幼なじみ感があるし、ナチュラルで、ずっと会話を聞いていたい、いとおしい」と、まるで本当の幼なじみのような3人のやりとりを小田プロデューサーも楽しんでいるとか。

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そんな主人公が33年前に戻って人生を0歳からやり直すため、劇中に映り込む小道具にもこだわりが。「分厚いテレビの上にVHSが置いてあって、手書きで『家なき子』とか『古畑任三郎』とか書いてある。昔はそうだったよなぁって」。

他にも、たまごっち、光る携帯アンテナ、プロフィール帳、ゲームボーアドバンスなど、子どもに戻った麻美が手にするアイテムは、当時本当に流行ったものばかり。「あっという間に通り過ぎちゃうシーンだけど、本当にあった物のほうが懐かしい気持ちになれるから」。さらに、バカリズムさんが考えたというドラマのキャッチフレーズ『地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー』にはこんな意味も…「例えば、染谷将太さんが演じる福ちゃんは、今はラウンドワンで働いている設定で、本物のラウンドワンの制服を着て演じている。ほんとにラウンドワンに許可を得てやっているから、すごく説得力があるし、応援したくなるし、私たちが呼吸している世界と地続きになっていると感じる」と、ドラマを見る人の世界とドラマの世界とがつながっている、これぞ“地元系”と語る。

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最後に、小田プロデューサーに、ドラマ『ブラッシュアップライフ』をさらに楽しむためのポイントを聞くと「何げないシーンにも全部意味がある!第1話でびっくり仰天の伏線の張り方をしている。冒頭で妹の遥(志田未来)が何げなく言ったり、途中で3人娘たちがカラオケで何げなく話していたことが、信じられないぐらい何げない伏線になっている」と語る。第1話のラストで訪れる怒涛の伏線回収劇は、まさにバカリワールドそのもの。しかも…「1話の中で回収されるだけじゃなくて、全話を通しても何げない伏線を張っている。来週の第3話では、第1話で映っていた“あのこと”が2周目の人生で違う動きを始める、びっくりする展開が待っています」。
来週22日(日)放送の第3話、2周目の人生で麻美を待ち受ける運命とは…!?

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「なんだか楽しい、ゆるゆるなドラマだなって思っていた方、ゴメンナサイ!とんでもないことになってきます。でもゆるゆるの日常があったからこそ、とんでもないことが引き立ってくる。ただ、そんなことは考えずに第3話から見ていただいても普通に笑える。それがスゴいところだと思うので、ぜひ楽しんでください」。
平凡な女性がゼロから人生をやり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー『ブラッシュアップライフ』。とんでもない展開になる第3話は、1月22日(日)よる10時30分放送です!お楽しみに!
オンエアでは放送しきれなかった小田プロデューサーとのトーク完全版はYouTubeで配信中!

■「イントロ」トーク完全版はYouTubeで配信中!
日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』小田Pが語る!
“懐かしのグッズ”はこだわりまくり!さらに今後も気になる張り巡らされた伏線とは?
https://www.youtube.com/watch?v=oaqu0M3ypAI

<第3話あらすじ>
徳を積むために2周目の人生を送る麻美(安藤サクラ)は26歳になった。勤務先が家の近所の調剤薬局に変わったことで自転車通勤になり、朝はこれまでより30分も長く寝ていられる。上司の宮岡(野間口徹)も仕事が丁寧で良い先輩だ。そんな中、祖父の体調が良くないことを知った麻美は、薬剤師の知識を生かし、祖父が常用している薬の飲み合わせが悪いことを指摘。正しい薬を処方してもらうと祖父は元気になって、麻美は2周目で最大の徳を積むことに成功する。そんな中、1周目で付き合っていた田邊(松坂桃李)の近況を意外な形で知った。
麻美は33歳になり、1周目で死んだあの日がやってくる。33年前と同じように夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)と一緒に『モンターニャ』で食事を楽しむ麻美は、一人で店に来ていた同級生(黒木華)と偶然再会。なんだか雰囲気が変わり、彼氏もできて幸せそう…。「彼氏どんな人?」興味津々で写真を見せてもらうと――写っていたのは麻美もよく知るとある人物だった――。麻美が知る限り、その人は既婚者で……何も知らない友人に麻美は事実を伝えられるのか!?そして、この後トラックにはねられる“予定”の麻美の運命やいかに――!

◆新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」
2023年1月8日(日)スタート! 毎週日曜よる10時30分 放送

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