劇団☆新感線43周年興行・春公演「ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~」の製作発表会が20日、都内で行われたことを、各メディアが報じた。
会見に出席した主演の元V6・三宅健は、初共演となる事務所の後輩・寺西拓人との過去のエピソードを明かした。
寺西は、三宅演じる関西の港町でのし上がった組織の若頭・亜牟蘭オセロの部下・汐見丈役で出演。
大先輩を前に、「役柄的に『アニキ』と慕う関係なので、素の部分でもできるようになったらいいなって。今はお名前をお呼びしたこともないくらいなので、緊張しております」と恐縮した。
一方、三宅は過去に寺西出演のミュージカルを観劇したそうだが、「見に行ったらしいんですけど、僕は覚えてなくて」とツレないコメント。それでも、「うちの林翔太と寺西くんが一緒に出ていて、たぶんジャニーズの人じゃないと思って聞いたらジャニーズの人だっていう話で、『あ、君もジャニーズの人だったんだ』っていうことがあった」と振り返り笑わせた。
寺西は2008年4月にジャニーズ事務所に入所。初仕事はHey! Say! JUMPのコンサート「Spring Concert 2008」横浜アリーナ公演だった。
その後、数々の舞台公演に出演を果たし、2019年に「マラソン」で舞台初主演。2021年4月、ジャニーズ事務所公式サイト内に個人アーティストとしてのページが設立され、ジャニーズJr.を卒業。俳優業をメインに活動している。
「ジャニーズといえば、来年3月からジャニーズJr.の『22歳定年制』の導入を発表。基本、22歳を迎えたCDデビューしていないJr.は退所となるが、有望なJr.は残留できる。しかし、寺西はそれよりも前にJr.を卒業して事務所に残留が決定。事務所の期待が現れているだけに、今後、舞台俳優として頭角を現すのでは」(芸能記者)
三宅も寺西に期待を寄せているはずだ。
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