歌手でタレントのhitomi(47)が22日、Billboard Live YOKOHAMAで『hitomi Billboard Live 2023 “With Love”』を開催した。

今年11月にデビュー30周年目を迎えるhitomiだが、それに先立ち大阪と横浜で行われた、約9年ぶりとなるワンマンライブ。

白のパフスリーブのミニスカートのワンピースに着飾ったhitomiがオープニングに持ってきたのは、「CANDY GIRL」。

イントロが流れ、
「久しぶりのライブ、思いっきり楽しんでいってね」
とhitomiが煽ると、観客のテンションも一気に上がり、リズムに乗りながら拍手を送る。

その後も「体温」、「キミにKISS」「there is・・・」のロックバラードを三曲を歌い終えると、
「私は、94年にデビューして小室さんプロデュースでデビューして、小室さんプロデュースを離れてから、スタッフたちが本当に大切な宝物と言える曲を集めてくれて、できた曲たちです。」
と語る。

撮影 シュウゴ

続く「by myself」では、ビルボードらしくピアノ・ソロの演出でより大人のゆったりとリズムに身を委ね言葉を紡いでいく。

楽曲を発表した当時は、hitomiが東京で一人暮らしを始めた時期。

「テレビの中で、自分の曲がCMで流れたりして、hitomiが世に知られていく中で家に帰るとただの女の子に戻っていた。」
とデビュー当初孤独な感情を思い出し、涙を浮かべた。

そして「In the future」「I am」。

ステージを駆け回り、息も上がりそうなくらいに全力で歌いながらも観客から笑顔を振りまく。

「SAMURAI DRIVE」では観客も総立ちとなり、盛り上がりも最高潮を迎え、本編を終えた。

アンコールで再び登場すると、サプライズでバースデーケーキが登場。

26日に47歳を迎えるhitomi、サプライズの祝福に驚きを隠せない様子を見せるが、観客から”おめでとう”とたくさんの声が寄せられ、笑みを見せた。

「皆さんにお祝いしてもらい本当に嬉しいです。
 この年齢になるとトップを目指そうとか、どうでもよくて。
 若いことは人と比べている自分がいたのだけど、毎日自分の中でのベストを尽くしていきたい。
 今年の秋には30年目を迎えるので自分のペースで頑張って行きたいと思います。
 ついてきてくれますか?」
と観客に問いかけると、観客から大きな拍手が送られた。

そしてデビューアルバム曲の「GO TO THE TOP」を披露し、最後は、hitomiの代表曲「LOVE 2000」。

デビュー当初から変わらないエネルギッシュなライブに、観客はスタンディングオベーションを送った。

撮影 シュウゴ

出演者:
hitomi(Vocals)
浜崎快声(Guitar)
畠中文子(Keyboards)
若森さちこ(Percussions)

撮影 シュウゴ

■hitomi プロフィール:
1994年デビュー。「CANDY GIRL」や「SAMURAI DRIVE」、「LOVE 2000」などヒット曲を次々と送り出した90年代を代表するシンガーソングライター。