約29.5日の周期で満ち欠けしている月。

カレンダーがなかった昔。アメリカの先住民族たちは、その月の満月に、その時期に合った名前をつけて季節を把握していたと言われています。

フラワームーンやストロベリームーンといった名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
近年では、日本の天気予報でも満月の日ごとに「今日は○○ムーンが見られます」と紹介することが増えていますよね。

そこで今回は、月ごとの満月の名前をまとめてみました。この機会に覚えてみてはいかがでしょうか。




【1月】
ウルフムーンWolf Moon(狼月)
食糧がない真冬。お腹を空かせたオオカミの群れの遠吠えが由来になっています。

【2月】
スノームーンSnow Moon(雪月)
1年のなかでも最も雪が降る2月。収穫や狩猟がなかなかできないことから「ハンガームーン(飢餓月)」と呼ばれることもあるそうです。

【3月】
ワームムーンWorm Moon(芋虫月)
芋虫を意味するworm。だんだんと暖かくなり、土の中にいた虫たちが活発になることから名付けられています。

【4月】
ピンクムーンPink Moon(桃色月)
4月に咲くピンクの花にちなんだ名前です。日本でもピンクは春をイメージする色ですよね。

【5月】
フラワームーンFlower Moon(花月)
花が咲き誇る5月。トウモロコシの種蒔きが行われる時期という意味で、コーンプランティングムーンCorn Planting Moon(トウモロコシの種蒔き月)と呼ばれることも。




【6月】
ストロベリームーンStrawberry Moon(苺月)
北米では6月にイチゴの収穫を行うことから名付けられています。

【7月】
バックムーンBuck Moon(雄鹿月)
Buckは雄鹿のこと。7月に新しい角が生えてくることが由来です。

【8月】
スタージョンムーンSturgeon Moon(チョウザメ月)
チョウザメの漁が盛んに行われたことから。

【9月】
ハーベストムーンHarvest Moon(収穫月)
収穫を意味するHarvest。作物を収穫する時期であることから名付けられました。年によっては、10月になることも。

【10月】
ハンターズムーンHunter’s Moon(狩猟月)
冬に向けて狩猟が始まる10月。10月の強い月明りを利用して、夜でも獲物が追跡できたのだとか。

【11月】
ビーバームーンBeaver Moon(ビーバー月)
諸説ありますが、北米に生息するビーバーたちが、冬を越すための巣作りを始める時期が由来しています。

【12月】
コールドムーンCold Moon(寒月)
その名の通り、冬の厳しい寒さを表した名前です。

見ると神秘的な気持ちになる満月。毎月いつ頃見られるかカレンダーにもなっているので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。



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