夏になると体がだるくて、疲れがとれにくいということはないでしょうか?
今回は、夏バテの原因と予防するコツについて紹介します。




〇夏バテの原因

・水分・ミネラル不足
暑い夏は汗をかきやすく、蒸発することで体温調節を行います。
しかし汗には水分やミネラルが含まれており、過度な汗の発生により身体はこれらの栄養素を失います。

水分が不足すると、血流が悪くなるので脳や内臓に送られる血液も減ってきます。
そのため、頭痛やだるさなどを感じることがあります。

・食生活
夏は、そうめんやすいか・ぜりーなどあっさりした食事をしたくなります。
冷たいものは体温を下げてくれますが、たんぱく質やビタミン類が不足。
体を作る栄養素が不足すると、筋肉も減って疲れが溜まります。

・睡眠不足
夏は暑さで寝苦しい季節ですね。
しかしエアコンをつけて寝ると、体が冷えすぎてよく眠れなかったという経験はないでしょうか?
深い睡眠は、脳と体の修復に大切な成長ホルモンの分泌を活性化させます。

・屋内と屋外の気温の差
屋外と屋内の気温の差は、夏バテの原因になります。
暑いときに身体が適応している状態で、急に涼しい屋内に入ると熱調節機能を切り替えることができません。
そのため、体温調整が難しくなり夏バテしやすいです。




〇夏バテを予防するコツ

・水分を適切に摂る
喉が渇いたというのは、体に水分が不足しているからです。
食事中だけでなく、朝起きたとき・寝る前・入浴前後は必ず水分を摂りましょう。
スポーツドリンクも、利用します。

運動中は、20分から30分ごとに水分を摂ります。
大人は1日で約2300mlの水分を体の外に出しているので、同じくらいは飲みましょう。

・食事
夏バテ予防の食事は、不足しがちなたんぱく質・ビタミン・ミネラルを意識して摂りましょう。
肉・魚・卵・大豆のたんぱく質食品は、筋肉を増やす効果があります。
ビタミンBは、疲労回復効果があります。
ビタミンBが多い食材は、豚肉・バナナ・パプリカです。

・睡眠
睡眠不足は、自律神経が乱れて夏バテしやすくなります。
寝苦しさを解消するために、部屋の温度や寝具に気を配りましょう。
体に直接扇風機を当てると冷えすぎるので、注意が必要です。


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