掃除に活躍するクエン酸ですが、「実際どうやって使えばいいの?」という人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、クエン酸の使い方やおすすめの掃除場所をご紹介します。
●クエン酸って?
そもそもクエン酸は、柑橘系フルーツや梅干しなどにも含まれる酸性成分のひとつ。合成洗剤を使わないナチュラルクリーニングアイテムとして人気を集めています。近年では、100円ショップやドラッグストアなどでも気軽に購入できますよ。
●クエン酸ってどんな汚れに効くの?
クエン酸洗剤は酸性なので、アルカリ性の汚れを落とすのに向いています。キッチンやお風呂の水垢、トイレの黄ばみなどにおすすめです。
●クエン酸の使い方って?
・クエン酸水
クエン酸は水に溶かして使うのが一般的。水200mLにクエン酸小さじ1杯分をよく混ぜ、スプレー容器に入れて使いましょう。
・クエン酸と重曹を併用する
クエン酸と重曹を合わせると、二酸化炭素の泡が発生。この泡の力によって排水口のぬめりを洗浄できます。
●クエン酸を使った掃除方法
・キッチン・お風呂・トイレ
キッチンやお風呂やトイレなどの水垢や黄ばみの掃除は、クエン酸水スプレーを吹きかけ、スポンジでこするだけ。
落ちにくい頑固な汚れには、クエン酸水をキッチンペーパーに染み込ませたものを汚れ部分に5分程度パックのように貼り付けるのがおすすめ。汚れがゆるみ、落としやすくなりますよ。クエン酸が残らないように、仕上げに水でしっかり洗い流しましょう。
・電気ポットの掃除
電気ケトルやポットの上限まで水を入れ、クエン酸を大さじ2杯混ぜます。その後、沸騰させ1時間放置。クエン酸が残らないように、充分にすすいだら終了です。
・排水口の掃除
排水溝に粉末の重曹をカップ1杯分振りかけ、次にカップ1杯のお湯にクエン酸(カップ1/2杯分)を溶かしたものを上から注ぎます。30分ほど放置し、スポンジなどで汚れをこすり、洗い流します。
●クエン酸を使うときの注意点
・素手で使わない
手荒れの原因になるので注意しましょう。
・塩素系漂白剤と併用しない
有毒なガスを発生させる恐れがあるため絶対NGです。
・使える素材かどうか確認する
漆器、鉄、アルミ、銅、真鍮、大理石などに使うと傷や錆びの原因になってしまいます。
・クエン酸スプレーは早めに使いきる
高温多湿の場所に放置すると、カビが繁殖することも。1〜2週間を目安に使いきりましょう。
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