女性が一人暮らしをするうえで気になるのは、防犯面ではないでしょうか。部屋を選ぶ際にも、オートロックや防犯カメラの有無を確認するのがあたり前になっています。
そういった設備も大切ですが、女性の一人暮らしとわからないようにする工夫も必要です。ここでは誰にでも簡単にできる方法を紹介します。
〇 玄関の防犯対策
宅配便や郵便、デリバリーなど、玄関部分は第三者に見られることの多い場所です。女性ものの靴しかないと、女性の一人暮らしがバレてしまいます。男性が中にいると思われるように、玄関には男物の靴を一足おいておきましょう。
玄関ドアについているドアスコープにも注意が必要です。室内から外を確認するため、魚眼レンズが使われています。もちろん外から覗いても中は見えないのですが、外から単眼鏡の接眼部を当てると、室内が覗けてしまうのです。
これを防止するため、玄関内側のドアスコープにカバーをつけましょう。専用のものがホームセンターで購入できますし、100円ショップに置いてあることも。
〇 ベランダの防犯対策
ベランダで注意しなければならないのは洗濯ものです。下着類はなるべく部屋干しにしましょう。外に干す洗濯物の中に、男性用のシャツや下着を混ぜておきます。これはかなり効果がありますので、ぜひ実践してください。
ベランダに出る際に履くサンダルも、男性用の大きいサイズのものにしておくと安心です。部屋に男性がいるかもしれないと思わせることが防犯対策上効果的なのです。
〇 護身グッズについて
護身グッズは通販などでさまざまな種類が販売されていますが、基本は防犯ブザーです。特に性犯罪者は人に気づかれるのを恐れています。防犯ブザーを鳴らすだけで、相手をひるますことができるでしょう。いまはかわいいデザインの防犯ブザーも市販されています。
防犯ブザーだけでは不安という方におすすめなのが、催涙スプレーです。コンパクトな手のひらサイズで携帯に便利なものも多く、スプレーの噴射距離も1メートル〜2メートルあり、離れた相手に対処できます。ただし催涙スプレーはかなり強い効果がありますので、取り扱いには注意してください。悪用は厳禁です。
〇 心構えが大切
防犯対策をしたり防犯グッズを揃えたりすることも大事ですが、防犯で一番大切なのは心構えです。むやみに恐れる必要はありませんが、犯罪を身近なものとしてとらえ、危機意識をもって行動しましょう。
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