水彩画は、小学生や中学生の時に絵具を買ってやった経験があるという方がほとんどではないでしょうか。だからこそ、油絵のようにハードルが高くなく、画材も安く買えるのでこれから始める趣味としては最適です。ゆるふわで優しい絵が描けるところが水彩画の良さであり、女性らしいタッチが人気です。

水彩画は、含ませる水の量によって味わいが変わります。絵の勉強をしていなくても、なんとなく、勘、そんな感じで描いていけるので気負わず行きましょう。色鉛筆も気楽ですが、広い範囲を塗る時にかなり大変です。その点水彩画はサッと一筆で広い範囲を塗れるので飽き性の方でも完成までに時間がかからず、途中で断念する確率が低いです。




紙選びは、水が裏に染みない厚めのものにしましょう。地元の文房具屋さんなどで売っており、数十円で買えるのでお財布に優しいです。大きな紙が欲しい時には輪ゴムを持って行きましょう。丸めて持ち帰れば折り目がつかず、綺麗な状態で描き込めます。

水彩画は細かいものも書けますが、風景画に向いているので自然やお気に入りの景色を描くのも楽しいでしょう。実際にその場所に行って描くことは難しいので、ネットで写真をピックアップしてそれを見ながら描くのもおすすめです。




なかなか上手く下書きができないという場合には、選んだ写真をA4用紙くらいの大きさに印刷し、8分割くらいにして線を描いてみてください。これによってバランスがとりやすくなり、分割したそれぞれの小さな枠を意識して描いていけば模写もできます。その枠の中集中して描くことを8回繰り返せば、全体で見た時に完成度がグッと上がりますよ。

がっつり濃いめにして油絵のようにしてみるのも楽しいですし、とことん薄くして淡い感じに仕上げる楽しみ方もあります。自分の好みに合わせて作品をどんどん作っていってみてはいかがでしょうか。できあがった時の達成感と満足感は、一度味わうと病みつきになりますよ。

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