子どものことに関するセカンドオピニオンについて考えたことはありますか?第一はもちろん親であり、家庭以外で子どものことを見てもらえるとしたら学校の先生を思い浮かべる人が多いでしょう。そのセカンドオピニオンとして世の中で頼りにされているのが、学習塾の教室長さんです。

塾に子どもを通わせている場合、年に数回面談があるところがあります。そこで教室長さんから子どもについての話を聞き、学力や受験以外にも様々な相談ができます。塾にもよるので一概には言えませんが、親身になってくれる人だと学校の面談が終わってから教室長の元へ直行し、「こんな意見を言われたのですがどう思います?」と親子ともども駆け込んでくるのだとか。




なぜ学校の先生との面談で満足できない親子がいるのか、それは一人の生徒を見るというよりは、学校の都合もかんがみて話している先生がいるからです。例えば中学生なら、初めての受験となる子が多く、絶対に合格させなければ親がモンスターペアレンツになるということで受験できる学校のレベルを下げる先生が多くいます。

けれど、親としてはそちらの方が問題と考えることもあり、本当にその学校には合格できないのかと塾へ聞きに来るのです。塾でも情報収集は行っており、何年もやっていると大体どれくらいの生徒がどこの学校に合格するかはわかってきます。ですから、その経験とノウハウを借りたいと思うのです。




また、学校の面談はすぐに終わってしまいますが、話したい親であればかなりの時間教室長を独占できます。学校に連絡すべきこともまずは教室長に電話をしてからという人すらいるくらいで、相性が良ければずっと頼りになる人になるでしょう。

子どものことで何か悩みがあるなら、塾へ入れて親は教室長を相談相手とするという利用方法でも良いかもしれませんね。まだ面談の仕事を請け負うのは女性が多く、一人で悩む場合もあるのでそれなら誰かに頼るのも悪くはないでしょう。

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