先週、通訳大学院に合格された2名の方のインタビュー記事をご紹介しましたが、同じ時期にもうお一人、映像翻訳講座ご出身で、翻訳家としてデビューされた当校出身生のインタビューもさせていただきました。

(山口裕理さん)
https://ikbridge.co.jp/student_16/

山口さんは、当校「映像翻訳講座」の基礎クラス、養成クラス、演習クラスの3つのクラスを修了され、翻訳家デビューを果たしました。すぐさま連ドラの翻訳がバンバン入る…というような華々しいデビューではないかもしれませんが、試行錯誤しながら地道に努力される山口さんの姿から学べるものは多いです。ぜひご覧ください。


さて、韓国語が分かる方が韓国ドラマを観ていると、「あれ、いま訳が違うんじゃない?」「あの台詞、訳されていなかった」と感じること、ありますよね。すると、「自分でもできるかも……」と思うのではないでしょうか。分かります。しかし、実際自身でやってみると、とてつもなく奥の深い「映像翻訳」の世界が待ち構えています…(ㅎㅎㅎ…/ふふふ…)。

当校の映像翻訳クラスは韓国語も中国語も、20代の方から60代の方までが通われています。山口さんのインタビュー記事にあるように、20代の方は「社会経験が足りないのでは」と悩み、50代以上くらいになると、「この歳で…?」と悩み、真ん中世代の方は、「仕事が忙しい」「家庭と両立できない」と悩みます。みんな、悩んでいます。

悩みは尽きないし、気持ちはとてもよく分かりますが、でもそれでも言わせてもらうと、「できない理由を探して、やらない」という感じになっていないかな、「どうすればできるか」をぜひ考えて欲しい、とも思います。

山口さんは退路を断って、今年からまた新たなスタートを切りました。そのお話を聞き、清々しい思いがしました。

뒤돌아보지 말아요.
(トゥィドラボジ マラヨ/振り返らないでください)

「뒤돌아보다/トゥィドラボダ(振り返る)」ですね。

インタビューの最後のまとめに私からの一言として、「良いことだけを考えて、前向きに頑張ってください」と書きました。

山口さん、振り返らず、まっすぐ突き進んでください。応援しています!

それでは、また来週。 안녕히 계세요!


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