「殺人の追憶」8件目の殺人事件で「冤罪」事件。溶接工のその後。

●先月、俳優パク・ヘイル が扮した真犯人が発覚。

●真犯人は8件目の事件に対しても自分の犯行であると告白。



※以下、冤罪の溶接工と仲良しの看守のインタビュー内容。

●刑務所で看守として約10年間、溶接工ユン氏と一緒だった。

●ユン氏は「私が殺した」と警察で自白をした。刑事の拷問があり、虚偽の自白をした。

●自白をしない限り、死ぬと恐怖を感じたそう。当時、この事件の過酷な捜査で自殺した人もいた。

●第2審以降、ユン氏は一貫して無罪を主張した。拷問の事実も知らせたが、裁判では証拠がなくて受け入れてもらえなかった。

●彼は孤児出身で障害がある。彼を助ける人が誰もいなかった。

●刑務所では「無罪なのに無念にも入った子」と呼ばれた。

●ユン氏は今も自分を拷問した刑事と起訴した検事の名前を覚えている。

●体毛を分析する当時の技術が信頼できるのかは、疑問である。有罪判決の証拠はDNA検査ではなかった。

●ユン氏は20年間、刑務所で模範的な生活をしていた。

●刑務所内で縫製技術を学び、毎日12時間を働いた。稼いだお金は全部貯金した。

●2009年、20年ぶりに模範囚として仮釈放された。

●宿泊施設と仕事を私が斡旋した。その縁で、今も連絡し合い続けている。

●「再審で無罪が認められれば、刑事補償金を受け取れる」と話したが、「私は名誉を回復したいんだ。お金には関心がない」と言っている。



2019/10/08 15:15 配信
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