「私、中途なんです」「中途で入りました」
日本語話者なら、この一言を発する人がどんな人なのか、どんな状況で話されるのか
ピンと来ますよね。そう、新卒ではなく、ある程度の社会経験があり、転職をした人が
新しい職場などで「私は中途採用で(この、今の会社に)就職しました」という風に話す
とき言います。
さて、韓国語の場合、それを直訳し、
「저 중도예요」 (チョ チュンドエヨ)
「중도로 들어왔습니다」(チュンドロ トゥロワッスムニダ)
と言っても通じません(「중도채용(チュンドチェヨン/中途採用)」という言葉は
ありますが)。それでは、どう言えば良いのでしょうか。大きく2つに分かれます。
●同じ業界に転職した場合
저는 경력직입니다.
(チョヌン キョンニョッチギムニダ/私は経歴職です)
●違う業界に転職した場合
저는 신입사원입니다.
(チョヌン シニプサウォニムニダ/私は新入社員です)
まず前者、「경력직」は、「경력사원(キョンニョッサウォン/経歴社員)」とも言われ、
同じ業界から移ってきて、その業界のキャリアがある人、即戦力のある人、という
意味合いになります。
そして後者、「신입사원」ですが、違う業界に転職した場合はこう言わざるを得ないでしょう。
「신입사원(新入社員)」というと、ピカピカの新卒……というようなイメージがつきまとい
がちですが、その「新卒」は、
「초대졸」(チョデジョル/初大卒)
という言葉が当てはまるでしょうか。(この言葉は’大卒’に限っていますが……)
「초대졸(新卒) 신입사원 모집」
(チョデジョル シニプサウォン モジプ/新卒新入社員募集)
人材募集の公告などで、以上のような文句をよく目にすることがありますね。
諸々、参考になさってください!
- <著者-パク・ヒジン>
skype韓国語教室CROSS OVER講師
日本に留学して音楽を勉強した経験を生かして、K-POPやドラマを使って韓国語を教えています。 この記事では、生徒さんの疑問に答えるという形でワンポイントレッスンも付け加えています。 私の記事を読んでくださった方が、少しでも韓国語の勉強に役立ててくだされば、嬉しいです。
- <著者-パク・ヒジン>
- <skype韓国語会話教室CROSS OVER コンテンツ制作部>
skypeを使った、韓国在住のネイティブ講師とのレッスン。
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- <skype韓国語会話教室CROSS OVER コンテンツ制作部>
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