本日、強い寒気が流れ込み、東京都心でマイナス4度を記録。48年ぶりという
ことで、大変驚いています。

私は富士山麓で生まれ育ち、しかも小学生の頃は真冬の登校前に野外の
スケート場でフィギュアスケートを習っていました。 マイナス10度以下は
日常茶飯事。なので東京を寒いと思ったことはありません。

また、本日仕事上の知人が韓国に行き、業務連絡がてら、やり取りをしました。

私「東京はマイナス4度で大騒ぎしていますよ」

先方「한국은 영하 12도예요. 집에만 있어야겠어요.」
(ハンググン ヨンハ シビドエヨ チベマン イソヤゲッソヨ
/韓国はマイナス12度です。[直訳]家にだけいないといけませんね→家から出られないですね)

ポイントは、「マイナス」を「영하(ヨンハ/零下)」と表現するところですね。
ちなみに、有名なフィギュアスケーターのキムヨナさんは、김연아ですね。

さておき、上には上があるもので、ソウルの寒さはこれまた
筆舌に尽くしがたいほどなわけです。

でも、韓国人は「日本は寒い」と言いますね。韓国は外が寒いからこそ、
家の中をとても温かくして過ごす傾向がありますが、日本は(彼らの感覚だと)
必要最低限しか部屋を温めないため、寒く感じるらしいです。

その韓国人の気持ちがとてもよくわかった出来事がありました。
少し前、香港と深?を訪れてきたのですが、あんなに南に位置する香港が
寒かったんです。

香港の1月は最高気温が12度~18度くらい。これだけ見ると、暖かそうですよね。
でも、 寒かったんです。なぜかというと、香港は冷房文化で、暖房がないんです。

10度前後だとさすがにコートが必要で肌寒いのですが、屋内に入っても
暖房がきいていないことがほとんどなので、ずっと寒い。コートが脱げない。

現地に駐在している知人の話では、オフィスの温度設定が常に15度に
保たれているらしく、今のような冬の季節でも冷たい風が出てくるのだとか。
しかし、香港の人々は「そうするのが普通」と思っているとのこと。

と、寒さの感じ方は国によって違い、おもしろいな~と思った次第です。

さて、今日は寒い寒いと脅されたので、セーターを二枚着てきました!
都会の皆さんは、薄着なんですよね。寒さ対策はまず、厚着ですよ。
タイツ二枚、靴下二枚、ぜひ試してみてください(山麓出身者より)。



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