夏に訪韓した際、コンビニ等で買い物をしながら、「このフレーズ、韓国旅行が
初めての人や韓国語初心者の方は戸惑うだろうな」と改めて思ったものに、

봉투 필요하세요?
(ポントゥ ピリョハセヨ?/袋は必要ですか?)

현금 영수증 필요하세요?
(ヒョングm ヨンスジュン ピリョハセヨ?/現金領収証は必要ですか?)

があります。

前者は意味さえ分かればすぐピンとくると思いますが(ちなみにほとんどの
お店は袋が有料)、後者の方は、それをもらうともらわないとで、
何が違うのかが分からず、とっさに判断ができない。
レジから離れても なんだかモヤモヤし続けてしまいがち……。

現金領収証制度は2005年に導入された制度ですが、消費者観点から話すと、
現金で買い物をし、それを集めて年末に申告すると所得控除の対象となります。
(詳しくは、こちら→韓国旅行「コネスト」


「現金で」買い物をするとお得な韓国。一方で、消費税増税の10/1月以降、
キャッシュレス・消費者還元事業制度が導入され、「現金なしで」買い物を
するとお得な日本……。なんだか頭がこんがらがります。

袋が有料なので、韓国ではコンビニから買ったものを手に抱えて出てくる人を
多く見ますね。また、黙っていても箸やスプーンを入れてくれる日本とは違う
ので、一言いわれないと、「さあ、食べよう」というときに、「箸がない!」
「スプーンがない!」となることも少なくありません。
聞いてくれるお店もありますが、マニュアル化されてないのか、隅々まで
行き届いていないのか…?こちらから言えばいいのですが、日本の感覚が
しみついていると、うっかりぼんやりとモノだけ買ってきてしまいます。

ちょっとした買い物の際のコツ、知っていると知っていないとでは大きく違いますね。



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