いつも、わたくし幡野のコラムをお読みくださり、ありがとうございます。
なんだか改まった出だしになりましたが、メルマガやめます、とかいう話では
ありません!(題名のクマントゥダ→止める、だけに)…ご安心?ください。

当メルマガは2004年にスタートしました。「シゴトの韓国語」講座をはじめようと、
仕事上の知人の薦めのもと、当時のメルマガブームに乗って開始しました。
当時、何かに興味があると、お気に入りのメルマガに登録し、購読をする
というのが流行っていました。

おかげさまでメルマガを読んで、というたくさんの方が当校を知ってくださり、
講座は順調にスタート。知ってトクする韓国語コラムを楽しんで頂き、
ついでに当校のこともご紹介、関心をお持ちの方にご来校いただく、
という流れでした。

ただ、SNS攻勢のいまは、専門家によるとメルマガ開封率というのは、
恐るべき低い数字なのだとか。確かに私ももほとんど見ていない
メールアドレスがあって、そこにこれまた絶対に見ないような
お知らせを受信しています。子供達、若い世代を見ると、
メールなんて使っていない。もうSNSばかりの時代です。

じゃあ、メルマガはもうやめてもいいのでは…?それが、やめられないのです!
なぜか。「メルマガ、読んでます!」というお声をたまにいただくんですが、
「えっ!?(あなたが?)嬉しい!」と思うことばかりなんです。

その「あなた」は、旧友から会社員時代の同僚、仕事上の友人、
大切な元受講生の皆さんなど。とすると、「当校を知りご来校いただく」
という当初の目的とはやや外れるかもしれない。しかし、
「読んでます。いつも楽しみです」と言わたり、さらには
「元気をもらっています」なんて言われると、や、や、やめられない!!

そう、メルマガでなく、ブログでまめに発信したらどうかとも思いますが、
メルマガは発行日を決めているから書くんですよね。これがブログに
なったら書かなくなるような気がします…。
(ちなみに、ブログも書いています(^^;  →こちら


それに、わたしは昔から「やめる」ということがあまり好きではなかった…。
何かに負けた気がするのかもしれませんし、その勇気がないとも言えます。
こういうとき、潔く取捨選択できる人が「デキル」人なのかもしれません。

「やめる」を、韓国語で「그만두다(クマントゥダ)」と言う、ということがわかった
初級のとき、悩める20代だったのですが、会社のこと、その他もろもろ、
「그만두다」がまとわりつく世代。自分のことを語る時、この単語は欠かせなく、
当時の悩み、その他葛藤と相まって、なぜかこの「그만두다」という韓国語には
いまだに胸騒ぎを覚えます。発するときの罪悪感、と言いますか。
いま、授業で例文を言うときですら…。
日本語の「やめる」よりもそれが強いのはなぜでしょう?

というわけで、メルマガ、やめません!

그만두지 못해요!(クマントゥジ モテヨ!/やめられません!)

読むからにはためになり、楽しめるものを、といつも思いながら書いています。
そして、きっとあんな人も、こんな人も読んでくれていると思いながら……。
頑張ります!



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