この一週間はサッカーW杯の話題で持ちきりでしたね。
サッカー観戦は割と好きで、20年前の日韓共催W杯では、日本初戦のベルギー戦をさいたまスタジアムで観たり、イタリアやアルゼンチンの試合にも行って、有名選手のトッ
ティ、バティストゥータなどのプレーを間近で観ました。
その前の1998年フランスW杯はちょうど韓国に留学していて、留学仲間と試合を観覧したりなど、W杯の思い出はひとしおです。
時が経ち、今年2022年のW杯を観ていて、いろんな思いが去来しましたが、今回の大会のキーワードは、何と言ってもVARかなと思います。日本の試合は大きな局面でこ
のシステムに助けられました。
VARとは、Video Assistant Referee(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の略で、映像で試合を確認して、判定をサポートする審判員のことです。韓
国語でも、
VAR (브이 에이 알)
(ブイエイアr)
ですね。
VAR로 일본 두 번째 골이 인정 받았다.
(ブイエイアrロ イrボン トゥボンチェ ゴリ インジョン パダッタ/VARで日本の二つ目のゴールが認められた)
ゴールに関する判定にはじまり、反則などの判断にも使われていますね。肉眼では死角などもありますが、ビデオだと多方面からチェックできるのでよいですね。オフサイドを
確認するレフェリーはピッチを縦断しながら走っていますが、オフサイド判定はそのうち、ビデオだけが行うなんて…なったりして、とも思います。
これがあったら試合の結果は変わっていた、というものは無数でしょう。マラドーナの「神の手」のように、なかったからこそ生まれた歴史的エピソードもあり、反則の度合い
もクリーンになってきた印象を受けます。泥臭いサッカーがだんだん変わりつつありますね。いろんな新しい景色が見られたW杯でした。
(おまけ)
韓国KリーグのVARに関する解説は、とても分かりやすく聞き取りやすいですよ。サッカーに興味がある方は、ヒアリングの練習にいかがでしょうか。
「최소한의 개입 최대한의 효과(最小限の介入、最小限の効果)」
がモットー!だそうです。
(日本のサイトなどでは「最小限の干渉、最大限の利益」等となっています)
見れば見るほど奥が深い……!
それでは、また来週お目にかかりましょう。
감사합니다. 안녕히 계십시오.
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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