様々な発見がありとても楽しいですが、語学の習得というのはストレスなし、というわけにはいかないですね。数字なり、動詞の活用なり、勉強したそばから忘れるので、忘れないために、地道な繰り返し練習が必要です。
学習を進める中で出会った書籍『スペイン語のしくみ』(岡本信照著/白水社)、これがとても面白いんです。サラサラ読み進められるよう工夫されていて、学習を始めてからのいろんな疑問が解決されました。シリーズ物で、様々な言語のものがあります。もちろん、韓国語もあり、全言語読破したいと思うほど面白いです。
さて、「仕組み」…、韓国語に訳しにくい日本語ですが、韓国語では、
구조(クジョ/構造)
が良いでしょう。
스페인어의 구조(スペイノエ クジョ/スペイン語の構造)
となりますね。構造、というと日本語では固いイメージがありますが、韓国語にするとそこまでではありません。
この書籍の中で、心に響いた著者の一言をご紹介します。
スペイン語は基本的に、名詞+形容詞となります。
例えば、
・あたらしい本
・새 책(セ チェk/あたらしい本)
・new book
というように、形容詞+名詞の順にはならない、ということですね。
それについて、著者がこう語りました。
「世の中の言語はどれでもそういうものだと決めてつけていませんでしたか? これこそまさしく固定観念です。外国語の学習では先入観を捨ててください。」
외국어를 공부할 때는 선입견을 버리셔야 합니다.
(ウェグゴルr コンブハテヌン ソニpキョヌr ポリショヤ ハムニダ/外国語を学習するときは、先入観を捨てなければなりません)
本当にその通りだと思います。
母国語はこうだ、あの言語はこうなのに、という先入観、思い込み、そこから離れることへの拒否感……。誰でも持ってしまうと思います。しかし、そこから解き放たれて、自由に考えられ、柔軟に動くことが
できれば、きっと上達するのでしょう。
語学の上達に限らないかもしれませんね。
これからもいろんな発見を楽しみたいと思います!
それでは、また来週お目にかかりましょう。 안녕히 계세요!
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「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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