皆さん、こんにちは。ゴールデンウィークをいかがお過ごしですか?
本日は「子供の日」。韓国でも同じく5月5日は「어린이날(子供の日)」です。
 以前、メルマガでも取り上げましたがこちら、この日のロッテワールドや
エバーランドは大変混雑します。ゴールデンウィークに韓国旅行に行き、5日にロッテ
ワールドに行ってしまったら、混雑でちょっと大変かもしれません。日本の混雑と、
韓国の混雑はまた迫力が違いますので(意味深)、気をつけてくださいね。
(もう遅い・・・かナ?)

 さてさて、そんな子供のための日が終わるや否や、韓国はお父さん、お母さんの
ための「両親の日」を迎えます。
 어버이날(親の日、両親の日) : 5月8日 
 お分かりでしょうか。日本のように、「母の日(5月第2日曜日)」「父の日(6月第3
日曜日)」と分かれていないのです。(日本はアメリカの影響らしいですね)
しかも、特に日曜日にこだわることなく、5月8日に固定!です。
 韓国の人々はこの日に何を贈り、どう過ごすのでしょうか。日本と似ているところ
もあれば、少し違うところもあるようです。

 まず贈るものですが、定番の赤いカーネーション。普通の花束として贈る場合も
あれば、「꽃 바구니(コッバグニ/花かご)」を使ったアレンジものも多いです。
ちなみに花束であれ、花かごであれ、そのアレンジは私達には想像もつかないほど
大きく、派手です。「プレゼントは大きいもの、そしてたくさん!」の韓国ならではですね。
 もちろんお花だけでなく、プラスアルファもあります。話題の健康グッズやサプリメント、
食事をご馳走する、国内旅行をプレゼント、または現金!などなど。親思いの韓国
の人々ならではのホットな贈り物が多いです。
 そして、添えるカードにはこんな一言を。

 사랑하는 아버지, 어머니께.
(サランハヌン アボジ、オモニ ケ/愛するお父さん、お母さんへ)
※「께」は「~에게(~へ)」の尊敬語です
 아버지, 어머니, 사랑해요. 항상 건강하세요.
(アボジ、オモニ、サランヘヨ。ハンサン コンガンハセヨ/
 お父さん、お母さん、愛してます。いつも健康でいてください)

 ラテンですね~。日本では文化、言葉の持つニュアンスが違うため、「愛する」「愛して
いる」はちょっと言いにくいですよね。皆さんの周りにいる韓国の人に、「両親の日」を
どう過ごしたか、聞いてみてください。きっと興味深い日韓の微妙な文化の違いを教えて
くれるでしょう。



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