先日、フジテレビで放映された’実話を元にした’日韓合作
ドラマ『虹を架ける王妃(무지개를 이은 왕비)』に関して・・・。

以下11月21日(火)の朝日新聞より「朝鮮王朝の皇太子・李垠(イ・ワン)は、
10歳で日本に留学。方子(まさこ)は、日本の皇族の娘。1920年に「『日鮮』融和の礎(いしずえ)」
という美名のもと、日本政府の決定で結婚した。ドラマは2人の夫婦愛を中心に据えている」
とのこと。夫婦役は、岡田准一さんと菅野美穂さん。

「韓国では忘れ去られた人物をフジテレビが発掘」とのこと。当時の歴史的出来事、
人物も登場し、見応えのあるドラマのようです。ただの恋愛ドラマの合作ものでなく、
歴史的認識を含んだ合作ものの制作は、さぞかし大変だったことでしょう。

読者の皆さんは、韓国の人々と交流をしてみていかがでしょうか?分かり合おうとすれ
ばするほど、仲良くなろうとすればするほど、日韓の歴史について、避けて通れないな、
と実感することがあるかもしれません。
さてそこで、このドラマを観て、韓国の人と話すときに困らないよう、本日の’知っトク’では、
ポイントとなる単語をいくつかお届けしたいと思います。

 まず、主人公の一人、方子(まさこ)は、韓国語で、
「이방자여사」 (イ バンジャ ヨサ/李方子女史)
として、韓国でも有名です。障害者福祉などに力を尽くし、韓国でも尊敬を受けている
そうです。

歴史的な用語をおさらいしてみましょう。当時、朝鮮半島-
「한반도」 (ハンバンド/韓半島、日本語では’朝鮮半島’)は、朝鮮王朝の、
「조선시대」 (チョソンシデ/朝鮮時代、日本語では’李氏朝鮮’)
だったわけですが、1910年に日本が植民地化したことにより、
「일제시대」 (イルチェシデ/日帝時代)
に突入しました。「식민지시대(シンミンジシデ/植民地時代)」とも言います。

これが、1910年の、
「한일합방」 (ハニルハッパン/韓日合邦、日本語では’日韓併合’)
ですね。「한일합병(ハニルハッピョン/韓日合併)」という言い方もあります。
植民地時代は、朝鮮の人々の名前を日本名に変えたりもしました。それが、
「창씨개명」 (チャンシケミョン/創始改名)
です。

どうしても私たち日本人は、韓国の人々に比べこのあたりの知識が不足しがち。
しかし、この2人にスポットが当たったドラマを観ながらだったら、分かりやすいかもしれませ
んよね。この機会に是非、日韓についてもっと理解を深めてみてはどうでしょう。





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