以前どこかで聞いた、韓国人が好きそうな小話。
教習所での一コマ。免許を取りに来て、卒検が終わった中年の女性の一言。
「ふぅ~っ、教習所もこれで終了。これで車に乗らなくて済むわ」

(笑)こんな風に、車に乗ったのは教習所が最後、なんて方、いらっしゃる
のでは? 日本ではそんな方を「ペーパードライバー」なんて言いますね。
「私、ペーパードライバーなんです」。または、略して「ペーパーです」など。

さて、先日そんな響きに似た楽しい韓国語に接したのでご紹介いたします。
韓国語では、上記のようになってしまった免許を、

「장롱 면허」(チャンノン ミョノ/たんす免許) 
※鼻音化し、〔장농〕という発音になります

と言うのです。おもしろいですね! 早速例文を。

「난 운전 면허 가지고 있는데 거의 안 타. 장롱 면허가 돼 버렸어」
(ナン ウンジョンミョノ カジゴインヌンデ コイ アンタ。チャンノンミョノガ 
テボリョッソ/わたし、運転免許持っているんだけど、ほとんど乗らないんだ。
たんす免許になっちゃった →ペーパードライバーになっちゃった)

かくいう私は、「たんすの免許」さえも持っていません!
「だって、要らないもん」と言い続け、早○年。しかし、もうそうも言って
られないかな……と思う今日この頃。いつになるかは分かりませんが、
このメルマガで教習所通い宣言でもしたいと思います。卒検後、「これで
車に乗らなくて済むわ」なんて言わないようにしないと。



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