なんてことのない表現なのですが、印象的だったのでご紹介いたします。

とある会社に転職を考えているという知り合いから、以前こんなメールを
もらいました。まず、日本語訳は直訳します。

「사장님이 저랑 같이 일을 하자고 하셔서요.」
(サジャンニミ チョラン カッチ イルル ハジャゴ ハショソヨ/
社長が私と一緒に仕事をしようとおっしゃってですね)

また、最近当校に入社された新しい先生がこんなふうにおっしゃって
いました。

「떨어질 줄 알았는데 원장님이 같이 하자고 하셔서 놀랐어요」
(トロジルチュル アランヌンデ ウォンジャンニミ カッチ
ハジャゴ ハショソ ノルラッソヨ/(面接に)落ちると思って
いたのですが、学院長が一緒にしようとおっしゃったので驚きました)

この「같이 하자고 (カッチ ハジャゴ)」という部分が印象的だったのです。
日本語だったらこう言いませんか?

(前者)社長から誘われてですね。
(後者)落ちると思っていましたが、通った(受かった、採用された)ので驚きました。

もちろん、韓国語でも場合によってはこのような具体的な動詞を使ったりも
するでしょう。

しかし、「カッチ ハジャ」だと、「誘う」「採用する」という無機質な
言葉より、「協力し合おう!」という気持ちが含まれているような気がして
なんだか「듣기 좋은 (トゥッキ チョウン/聞き心地の良い?)」表現だと
思いませんか?

これから一緒に仕事がしたい!と思う人に出会ったら「カッチ ハジャ!」
の精神でいきたいと思います。



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