先日、先生の作られた例文で「おやっ!?」と思うものを発見しました。
「日付の表現が入った中上級者向けの例文」という設定です。

실업난 해소를 위해 오는 26일에 취업 박람회를 개최합니다 .
(シロムナン ヘソルr ウィヘ オヌン イシムニュギレ チュィオp
パンナメルr ケチョェハムニダ ←難しい発音が多いですね!
/失業難の解消のため、来る26日に就職博覧会を開催します)

皆さんも「おやっ!?」と思いませんでしたか? そう、「실업난 (失業難)」
の部分です。

見れば見るほどキモチワルイ! 「실업 (失業)」が「어렵다 (難しい)」
だなんて、おかしくないですか? 「취업난 (チュィオmナン/就職難)」
の間違いとしか思えません。

先生にそう尋ねたところ、「確かに「취업난 」という言葉はあるけれど、
「실업난 」もあることは確かだ、と」。NAVERで調べてみたところ、
2004年に「新語」として国立国語院の資料に登録されたそうです。

気持ちの悪さは残るにしても、実際は韓国でよく使われている言葉……。
こういった言葉を授業で取り上げることはとても良いと思いますが、
例えば、日本で出版する教科書で扱うべきかどうかなどは、非常に
悩む部分です。

いま編集作業を行っている本ではとりあえず「취업난 」としましたが、
いろんな言葉を知っていただくべく「실업난 」と載せるべきか……。
最後の最後まで悩んでみたいと思います。



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