先日、秋晴れの日、天気予報の番組で「何をするにも良い一日です」と
言っていました。これは洗濯をするにもお出かけにも、ということなのですが、
最近はほんとうにそんな気持ちの良い日が続いています。

とある韓国人の先生が連休を利用して京都に行くという話しをされ、
それから先生の初めての海外旅行が大阪・京都の旅だったことを知りました。

二条城、龍安寺、嵯峨野・嵐山……、有名なところはほとんどそのとき行った
そうなのですが、清水寺には行っておらず、今回行きたいと思っていると。

私「清水の舞台から飛び降りる覚悟で」の清水寺ですね」

先生「そんな言葉があるんですね。韓国語の、

「죽을 각오로 」(チュグr カゴロ/死ぬ覚悟で)でしょうか」と。

よく使われる表現で「배고파 죽겠어 」(ペゴパ チュッケッソ/お腹がすいて死にそうだ)などがありますが、「死ぬほどお腹がすいた」というように、その状態を強調す
るときに「죽다」を用います。そのことから本当に死ぬ思いで何かを頑張る時に「죽을 각오로」は使うそうです。

早速例文を

죽을 각오로 노력하면 못 할 것이 없다 .
(チュグr カゴロ ノリョカミョン モタrコシ オプタ/
死ぬ覚悟で努力すればできないことはない)

「清水の舞台から~」も、死ぬ覚悟で飛び降りるほど、必死の覚悟で実行するという意味ですが、最近では値段の高い物を買うときや、値段を大きくまけるときなどに使われる
事が多いですよね。そのことを先生に伝えると、それなら「죽을 각오로 」よりは「큰 맘 먹다 」(クン マン
モクタ/思い切ってやる)のほうが意味が近いと教えてくれまし
た。

先生は旅行で清水の舞台に立ったとき、なるほど、これはまさに「死ぬ覚悟」だ、
と思うでしょうか。もしくは「たいしたことないな」と思うでしょうか。

お土産話を楽しみに待ちたいと思います!



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