本日12時からのお昼のレッスンは、虎ノ門界隈に響くけたたましい消防車
のサイレンでスタートしました。近くでボヤ騒ぎがあり、救急車が集結。

通りを2つ挟んでいたので、まず火は来ないだろうという距離だったので
すが、煙の臭いはする、という感じでした。少し怖かったですね。

みんなで窓の外を見ていたとき、先生が一言、

「’강 건너 불 구경’하듯이 볼 수 있죠 ...」
(’カン ゴンノ’ プル グギョン’ハドゥシ ポルス イッチョ…/
’カン ゴンノ’ プル グギョン’のように、見ることができますよね…)

一瞬聞き返してしまいましたが、「강 건너 (カン ゴンノ/河の向こうに)」
「불 구경 (プル グギョン/火事の見物)」で合点がいきました。
そう、「対岸の火事」ですね。「河の向こうで起きている火事を見物する」
という意味になるようです。

「対岸の火事」……、私がこの意味を強烈に感じたのは、忘れもしない
大震災のときでした。東京で震災を体験し、その後のいろんなことに胸を
痛めましたが、そのとき、自分が1995年の阪神地域の震災をいかに
「対岸の火事」としてしか捉えていなかったか、ということが分かりました。

さて、虎ノ門の火事は大事には至っていないようで安心しました。
これから乾燥する季節に入りますし、火の元には注意しないといけませんね。


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