この秋、久しぶりに受講生の皆さんとの韓国語合宿に旅立つことになりました。
行き先は……、慶尚北道の港町、浦項市(포항/ポハン市)です!

きっかけは、浦項市役所から誘致の封書が届いたところから始まります。
とても丁寧な手紙の中に、このように書いてありました。

「貴学院で韓国語を勉強されている生徒さんをはじめ、大勢の方々に研修先
として浦項へお越しくだされば、本市の方で積極的に支援したいと思っています」と。

その支援とは、歓迎食事会、観光案内(通訳付き)、バスの提供などです。

また、食事場所や観光予定地も、設定してくれました。
旅程を見ると、視察研修旅行とも、語学研修旅行とも、
いや、別名、食い倒れ旅行とも言えそうな様相です(笑)。

その他、私が受講生の皆さんと浦項に行こうと思った理由などは、
ブログ
にまとめました。

さて、本日の「知っトク」です。

皆さん、「語学研修」の韓国語はどう書きますか?

「カンタン!어학연수 。そのままだから。」

はい、その通り。では、「어학연수 」を声に出して読んでみてください。

そのまま[어학연수 (オハk ヨンス)]?
いやいや、連音化して、[어하견수 (オハギョンス)]?

いいえ。「어학연수 」の発音は、鼻音化とㄴ 挿入の音変化が起こり、
[어항년수 (オハンニョンス)]となります。

また、当校の通訳翻訳プログラムの音読チェックテストの中に、
[한국닛산(韓国日産)」という単語があるのですが、ほとんどの
日本語話者の方は、[한국닛산 (ハングk ニッサン)]とそのまま読まれます。

しかし、韓国語ネイティブの方も当クラスにいらっしゃいますが、
その方々は[한궁닛산 (ハングンニッサン)]と読まれます。
そう、読む際は鼻音化した発音にするのですね。

これらの音変化に瞬間的に反応できるかどうかが、「外国語話者っぽい発音」
から抜け出す大きなポイントのような気がします。それでは、最後に例文を。

저희 학원은 11월에 어학연수로 포항에 갑니다 . 너무 기대가 됩니다 .
(チョイハグォヌン シビウォレ オハンニョンスロ ポハンエ カムニダ
ノム キデガ デムニダ/私どもの学院では11月に語学研修で浦項に行きます。
とても楽しみです。)

研修旅行、スピーチ大会準備、その他特別講座など、とても
忙しくなってきました。秋はあらゆる意味で、実りの時期ですね。

皆さん、この秋、思い切り頑張って、良いお正月を迎えましょう(気が早い?!)。



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