当メールマガジン読者の皆様の中にも、卒業生がいらっしゃるかもしれませんね。
「ハイキャリア」のコラム
で書いたこともありますが、当校にいらっしゃる朝鮮学校
出身の方々の韓国語力には関心することが多々あり、学校でどんな教育が
どのようにされているのか、とても興味がありました。
足を踏み入れると、もう校内は完全なる韓国語(便宜上、当メルマガは
‘韓国語’で統一させていただきます)の世界。当然のことなのでしょうが、
掲示物、授業の進行、雑談の言葉、すべて韓国語です。なるほど、ここまで
韓国語漬けであれば、卒業生の皆さんの堅い実力もわかる気がします。
例えば、教室のドアにはこんな用紙が掲示されています。
(カタカナルビと、犠牲語擬態語以外の日本語訳は私が書きました)
우리말 학습(ウリマル ハkスp/韓国語の学習)
ぽたぽた→똑똑(トットッ)
たらたら→줄줄(チュrジュr)
ざあざあ→좍좍(ジォァッジォァッ)
의성의태어 고쳐나갑시다.
(ウィソンウィテオ コチョナガプシダ/擬音擬態語を直していきましょう)
→「直していきましょう」というのは、「紛らわしくて間違いがちな擬音語
擬態語だけれど、正しく使っていきましょう」ということですね。
私たちが日本語の擬音語擬態語なら、「覚えていよう」と思わなくても
完全に定着していて忘れたりしないように、子供のころから毎日
このような掲示を目にしていれば、韓国語の擬音語擬態語がしっかり定着し、
身につくんだろうな~、思いました。
もちろん、児童・生徒が生活する国、日本の国語の授業もあります。
図書コーナーには、韓国語と日本語の書籍が半々。なんだかうらやましく思いました。
この日、一番印象的だったのは、その教育内容の多様さもさることながら、
校長先生をはじめとする先生方と、親御さんたちの「先祖代々受け継がれた
学校を守っていこう」とする熱い想いと姿勢でした。
朝鮮学校のバザーは誰でも入場することができ、地域の皆さんも参加して
大変盛り上がるのだとか。バザーもさることながら、ぜひ今度は、
当校の受講生の皆さんと訪問させていただきたいと思いました。
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- <コンテンツ提供:アイケーブリッジ外語学院>
「言葉を知り、文化を知り、人を知る」をモットーに、東京・虎ノ門で韓国語講座を開講。「趣味の韓国語」、「シゴトの韓国語」などのクラスから実践的な通訳や映像翻訳の技術が学べる講座まで、あらゆるレベル、ニーズに応えています。
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