少し前の言葉になりますが「햇볕정책(ヘッピョッチョンチェッ/太陽政策)」という
時事韓国語をご存じでしょうか?

1998年に開始した金大中大統領の政権が採った外交政策で、主に北側に対し、
軍事力で圧力をかけるより、経済援助や文化的交流を深めながら関係改善を
計ろうとするものです。

これ、結構いろんなところに応用できるんですよね…。実は私は日常生活において常に「太陽政策、たいようせいさく」とつぶやきながら過ごしています。

例えば社会人音楽サークル。みんな仕事で忙しい、練習してこない人がいる、
練習に来ない人がいる、だけれど理想はそこそこ高い……、幹部はやきもきします。そんなとき、やれ○回休んだら演奏会に出なくていいとか、失敗したら後ろからゴツくとか
……をやらずに!ヒクヒクする顔を笑顔にして、忙しくて大変だねぇ、一緒に頑張ろうね、と太陽の光を降り注がせる……。

そして例えば夏休み。子供が宿題をやらずにダラダラ過ごしている、ガミガミ言いたくなる、けれど言うだけ逆効果。「ああしろこうしろ」ではなくて、太陽政策的な言葉と行
動で誘導する……とまぁ、「言うは易し」ですが、これ、結構自分の精神衛生上にも良いし、結果もまぁ伴うことが多い。本当です。

「햇볕정책」이란 말은 일상생활에서도 사용할 수 있는 말인 것 같아요.
(ヘッピョッチョンチェギラン マルン イルサンセンファレソド 
サヨンハル ス インヌン マリン ゴッ カタヨ
/「太陽政策」という言葉は日常生活においても使える言葉だと思います)

ということで、夏休みのお子さんの扱いでやきもきされている皆さん、ひまわりのような「太陽政策」でひとつ、がんばってみてください!



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