当メルマガで何回か、韓国語は反語表現が多いと取り上げています。反語表現とは、
・내가 그렇게 생각할 것 같아?
(ネガ クロッケ センガッカルコッカッタ?
/私がそう考えると思う?→そんなふうに思うわけないじゃない!という意味)
・설마 네가 한 거 아니지?
(ソルマ ネガ ハンゴ アニジ
/まさかあんたがしたんじゃないでしょう?→おそらくしたんだろうけど、それが信じられない、というとき)
など、言いたいことを疑問形や否定形を用いて表現するものですね。
反語表現は褒め言葉にも良く使われます。例えば、友達が何だかおしゃれをしていて、いつもと違う雰囲気でとても可愛い!なんてときは、
・오늘 무슨 일 있어요?
(オヌル ムスン ニリッソヨ?/今日、何かあるんですか?)
などですね。
当校の休憩時間、先生やスタッフとこの話をしていて、以前、私が髪形を
変えた時にとある韓国人の先生から言われた一言を思い出しました。
このメールマガジンでも取り上げましたが、それは、
・왜 처음부터 이렇게 하지 않으셨어요?
(ウェ チョウムブト イロッケ ハジ アヌショッソヨ?
/なぜ最初からこうされなかったんですか?)
です。これは新しい髪形が似合っていますね、という意味になるのですが、
その時はその一言に対し、私が何も答えることができなかったと言ったところ、
韓国人の先生が、「それは髪形が似合うと褒めていることだから、そういうときは、
‘감사합니다.’と答えればいいんですよ」と。
いやいや、日本語話者は褒められてるとは思えませんよ~。
カムサハムニダ、なんて言えませんよ~。
「なぜしなかったんだ」という部分に反応し、責められているような気になり、
そして自分がいままで似合わない髪形をしていたことが気になる!なんて笑い合いました。
(今までが似合わなかった、という意味で言っているのではないのですがね)
そんな中、こういう風にも言うわね、と似た表現を教えてもらいました。
진작에 이렇게 하지 그러셨어요.
(チンジャゲ イロッケ ハジ クロショッソヨ/前からこうすべきでしたのに)
これならまだ褒められた気がするか…? うーん、無理かも(^^;)。
と、とても楽しい休憩時間でした。休憩時間に韓国語と日本語の話題で
こんなふうに盛り上がるのは、とても楽しいものです。
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