いやぁ、久しぶりの韓国語学習界ビッグニュースです。語学関連の国家資格「通訳案内士」は、韓国語などの語学試験に加え、地理・歴史・一般常識の試験も受け、取得する資
格ですが、それぞれの科目の難易度は高く、敷居の高い資格という印象でした。

しかし、なんと、平成28年度より、通訳案内士試験免除の対象が増え、その中に
韓国語能力試験(TOPIK)の6級が加わったのです。
(これまで韓国語関連資格としては、ハングル検定1級のみでした)

※詳しくはJNTOホームページへ→こちら


敷居が下がった感は否めませんが、平成27年以前に取得した、という方は
逆にステイタスにもなるかもしれません。

ちなみに今回、TOPIKに並んで免除対象となる試験が加わったのですが、
それが中国語のHSK。6級が180点以上(300点満点中)だったら免除となるのですが、……言ってもいいですか?わたし、181点保持者なんです(微妙~!爆)

情報を目にした瞬間、「私を免除にしてはいけないでしょう!」と思いました。
あ、でも地理・歴史などが受からないといけないから大丈夫か(何が?)。

私の周囲には苦労してこの資格を取った人がたくさんいます。そういった方々の想いは複雑でしょう。しかし、違法ガイドを少なくし、コミュニケーション能力に長け、日本の
ことをきちんと説明できる人を増やしたいとも思います。

今回の改定について、まだまだ心の整理がつきませんが、周囲の関係者の皆さんと、これからいろいろ情報交換、意見交換をしていきたいと思います。

통역안내사 시험 가이드 라인이 개정되어서 토픽 6급 보유자는
한국어 시험이 면제됩니다. 많은 사람들이 관심을 갖게되는 계기가 될 것 같습니다.

(通訳案内士試験のガイドラインが改定され、TOPIK6級保持者は
韓国語試験が免除になります。多くの人が関心を持つきっかけになるのではないでしょうか)

周囲から「受けてみようかな」なんて声もチラホラ。資格を取る、ということもさることながら、資格の本来の目的-上記ホームページに書いてありますが、

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単に語学力が優秀であるだけでなく、日本の地理、日本の歴史、さらに産業、経済、政治および文化といった分野に至る幅広い知識、教養を持って日本を紹介するという重要な
役割を負っています。
外国人旅行者に日本の良い印象を持って帰ってもらうことは、正しい日本理解の第一歩となり、通訳案内士(通訳ガイド)の仕事は、“民間外交官”とも言える国際親善の一翼
を担うやりがいのある仕事です。
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ここが最も重要です!この考えに賛同する方は、ジャンジャン挑戦してほしいです。
韓国語を、海外の方々に日本をもっと知ってもらうために生かすことができたら本当に素晴らしいことです。




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