豪州の朝鮮戦争参戦勇士と夕食会...献身に感謝を表す＝文在寅大統領

オーストラリアを国賓訪問中のムン・ジェイン(文在寅)大統領は13日(現地時間)、「オーストラリア朝鮮戦争参戦勇士招請夕食会」を開き、これらの犠牲と献身に感謝を表した。

文在寅大統領は13日午後、オーストラリア・キャンベラでオーストラリアの朝鮮戦争参戦勇士と遺族らを招待して夕食会を開いた。同日の晩餐会には、文在寅大統領夫妻をはじめ、ピーター・ダットン(Peter Dutton)国防長官、アンドリュー・ジー(Andrew Gee)報勲長官などオーストラリア連邦政府関係者が参加した。

夕食会に参加したイアン・クロフォード提督は、「朝鮮戦争参戦当時を知ってくれること(recognition)が大変な時期、軍人の士気高揚にどれだけ大きな力になるかを悟った。数十年が過ぎた今でも、このように我々を記憶してくれるのが、我々の心を平和にするのにどれほど重要なのか分からない」とし「朝鮮戦争はもはや忘れられた戦争(Forgotten War)ではない」と述べた。

一方、朝鮮戦争はオーストラリアが国連に加盟した後、国際社会の一員としては初めて参戦した戦争だった。オーストラリアの兵士の計17164人が参戦し、22か国による国連参戦国のうち5番目(米国、英国、カナダ、トルコ、豪州の順)に多い人員がいた。そのうち340人が戦死し、1216人が負傷した。