韓国の新型コロナ新規感染者、40万人超える…専門家「事実上、毎日100万人が感染」(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナ新規感染者、40万人超える…専門家「事実上、毎日100万人が感染」(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染者の急増と関連し、カチョン(嘉泉)大学医学部予防医学科のチョン・ジェフン教授は、「今から1週間がピークの区間になるだろう」と予測した。

チョン教授は16日CBSラジオとのインタビューで、「事実上、毎日100万人ずつ新型コロナウイルスに感染している状況」と述べた。

オミクロン株の大流行がピーク期を迎えている中、新型コロナウイルス新規感染者が40万人台中後半まで増えており、過去最多値を記録するものとみられる。

当初、政府はオミクロン株の流行が16~22日の間にピークに達し、ピーク時の感染者の規模は週間1日平均31万6000~37万2000人の水準になるものと予測してきた。

これについてチョン教授は、「今後は関心を感染者数に向けるのではなく、『韓国の医療体系と社会が耐えられるかどうか』に集中すべき」とし、「医療体系の崩壊を防ぐことが急務」と強調した。

チョン教授は、「1日に50万人近くの感染が確認されたなら、全国民の1%が感染したことになるが、これは感染者の中の半数程度を発見したこと」と指摘した。これは実際の感染者が1日100万人程度であるという意味だ。

また、「100万人程度の感染規模が毎日続いているということだが、そのように見れば1週間で10%以上が感染するという非常に速い速度」とし、「来週には感染する可能性のある対象の数字自体が減少するだろう」と予測した。

チョン教授は来週半ば以後には減少に転じるものと予測した。問題は韓国の減少幅が他国のように速く増加し速く減少する形態ではないという点だ。

チョン教授は、「ドイツなど過去に防疫に成功した国のような場合、(下降曲線が)非常に(緩やかに)なる現象がみられた」とし、「韓国は残された感染対象者の数字が他国より多いという理由もある」と説明した。

チョン教授は、「重要なことは医療体系と社会が耐えられるかということ」とし、「問題はそれが今は危険かもしれないという点だ。いつ限界に到達するか、限界点をこえるかについて集中すべき時期」と述べた。
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