新型コロナ新規感染3万7321人… 一週間前より約1万人増＝韓国

韓国では、新型コロナウイルス新規感染者が3万7000人台を記録し、前週比1万人以上増えたことが分かった。韓国政府は新型コロナの流行が停滞期を越え、反騰の兆しを見せていると分析した。

韓国疾病管理庁中央防疫対策本部は29日午前0時基準、新型コロナ新規感染者が3万7321人発生し、累積感染者が2550万4288人になったと発表した。これは前日の28日午前0時基準（3万5924人）より1397人（3.9%）増加した水準だ。

新型コロナの新規感染が増え続ける傾向だ。実際に一週間前の22日（2万6893人）より、1万428人（38.8%）増え、ニ週間前の15日（2万2844人）より1万4477人（63.4%）増えた。10月23日から一週間の新規感染者推移は、2万6235人→1万4296人→4万3743人→4万829人→3万4987人→3万5924人→3万7321人で、週間一日平均は3万3331人だ。

新規感染者のうち韓国発生は3万7265人で、海外流入は56人と確認された。重症患者は270人と前日比18人増加した。死亡者は31人で、前日同様であり、累積死亡者は2万9131人、累積致死率は0.11%となった。

韓国発生の新規感染者は首都圏で2万897人（56.1%）発生し、非首都圏には1万6368人（43.9%）発生した。在宅治療者は20万603人で、新規在宅治療者は3万6372人だ。

新型コロナ新規感染者数が三日連続3万人台を記録し、新型コロナ流行が反騰兆しを見せている。チョ・ギュホン保健福祉部長官は10月28日、中央防疫対策本部会議で「新型コロナ流行が停滞期を超えて反騰兆しを見せている」とし「（この日基準）感染再生産指数が1.09を記録、ニ週連続1が超えている」と明らかにした。