6月にソウルで開かれた映画「暗殺」の製作報告会の様子=(聯合ニュース)
6月にソウルで開かれた映画「暗殺」の製作報告会の様子=(聯合ニュース)
先月7日に北米で公開された韓国映画「暗殺」(原題)の興行が好調だ。配給会社のショーボックスが15日、伝えた。
 興行成績分析サイト「ボックス・オフィス・モジョ」によると、同作は今月10日までに180万ドル(約2億1600万円)の興行収入を記録し、「鳴梁」(原題、258万ドル)、「国際市場で逢いましょう」(230万ドル)、「グエムル-漢江の怪物-」(220万ドル)に続き北米で封切られた韓国映画のうち4位につけている。
 北米の配給会社によると、「暗殺」は平日の昼間や深夜でも8割以上の客席が埋まっており、好評を受け大手映画館などが上映を延長したという。
 同作は1933年の中国・上海と日本統治下の京城(現ソウル)を舞台に、親日派の暗殺作戦をめぐり独立軍と大韓民国臨時政府要員、彼らを追いかける殺し屋の運命を描いた。人気俳優が多数出演し、女優のチョン・ジヒョンが独立軍最高のスナイパー、俳優のイ・ジョンジェが臨時政府要員、ハ・ジョンウが殺し屋を演じた。韓国では7月に公開され、1200万人以上を動員する大ヒットを記録した。

Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0