チャン・ジェインは今月21日と22日、自身のインスタグラムを通じて長文のコメントを掲載し、つらい時期を過ごした経験を打ち明けた。
まず彼女は「今日、本当に長かったアルバムのレコーディングを終わった記念、夜の眠りのように絶えず通った心理治療の好転記念!コメントを残します。この話を切り出すまで11年がかかりました」とし、「私の最初の発作は17歳の時で、18歳に口にしたくない事件をきっかけに深刻な不安症、発作、呼吸困難、不眠症、拒食暴食などがやってきました。(たぶんこれだけで同じことを経験している皆さんは、どういうことなのか分かるでしょう。大変でした本当に)」と明かし、ファンたちを驚かせた。
そして彼女は「治療をすると言いましたが、私に合うお医者さんを探すのも簡単なことではなかったし、その時当時には病院に行くことを大きな傷だと思っていた時なので、さらに治療ができなかったです。ここに私が住んでいた環境も症状に大きく一役買っていたでしょう」とし、「そうやって20代になった私は24歳から29歳までの願いが、“お願いだから本当に本当に少しだけ幸せになりたい”でしたが、それが心を決めたからといって行動したからといって、叶うことではなかったのです。いい考えだけをしたくても、懸命に生きたくても、心そのものが病気になればどんどん崩れていくのです」と吐露した。
チャン・ジェインは「そうやって長い時間私は病気とともに成長し、いまはそれが私に一部になってしまったこのごろ。まず幸せという言葉自体を手放し、私は低いプライドに縛られるしかない人生を過ごしてきたことを認め、何よりも1年間薬を地道に飲み続けたら多くの症状の数々が好転しました」と伝えた。
また彼女は「18歳にアルバムを計画し、私の話の数々を率直にすることを誓いましたが、その理由は私がそうやって成し遂げた人々を見て元気をもらったからです。幼い頃、私と同じことを経験したのでもなく、別のつらいことを経験して乗り越え、素敵に歌を歌う歌手たちをみながら耐えました。私がそうだったように、私がもらったその勇気を私が少しだけでも伝えることができれば、私が経験していた事件の数々も意味があるのではないだろうか?と。そんな考えが最悪の状況にも私を捕まえていたようで、今もそうすることができたら本当に気持ちがいいと思います」と、話を切り出すようになったきっかけを明かした。
翌日チャン・ジェインは18歳の時に経験していた事件に対する具体的な話を切り出した。彼女は「アルバムはその事件をきっかけに始まりました。その後に私は1年が経ち、19歳に犯人をきちんと捕まえたという連絡を受けました。私にそうしていった人はうーん…私と同じ年頃の男性の方でした」と、性暴力の被害を受けたことを暗示した。
そして「ところが当時一番つらかった部分は、その子(犯人)も別の子たちのいじめによりそういうことをしたという話でした。真冬の道を通り過ぎる私を見て、『あの人にそのようなことをしてきたらお前をいじめない』と約束したみたいなのです」とし、「この事実が聞くに耐えなかった理由は、そうやってその子も被害者なら、一体私は何なの?私は経験したことは何なのか?という思いが一番胸が張り裂けることでした。もう少し大人になって、分別がついてきましたが、振り返ってみると、『あの時このことが起きたのはあなたの過ちではない』と言ってくれる人がいたら、本当に幸いだったのではないかと思いになります」と述べた。
最後にチャン・ジェインは「思ったより多くの性被害者が、被害者であるにも関わらず、私がそうだったように羞恥心と罪悪感を持ち生きているはずです。私は私のようなことを経験した歌手を見ながら元気をもらって耐えました。もしやまだ二の足を踏んで歌う私が同じことや似たようなことを経験した誰かの力になるようにします」と、自分と似たようなことを経験した人々に応援のメッセージを伝えた。
11年ぶりにようやく口にしたチャン・ジェインの率直な告白に「とてもつらかっただろうに」、「それにもかかわらず落胆せずに歌ってくれてありがとう」、「とても慰めになった」と、多くの人々の応援が続いている。
一方チャン・ジェインは、2010年に放送されたMnetのオーディション番組「スーパースターK2」を通じて人気となり、昨年12月に4thミニアルバム「INNER SPACE」をリリースした。
Jang Jane(チャン・ジェイン)「Venus」MV
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