【全文】第1世代アイドル代表に第3の暴露登場…元社員「理由も分からず殴られた」(画像提供:wowkorea)
【全文】第1世代アイドル代表に第3の暴露登場…元社員「理由も分からず殴られた」(画像提供:wowkorea)
韓国第1世代アイドル出身の芸能事務所代表Aから最初の暴露者B氏が謝罪を受けたと明かした中、第3の暴露者D氏が登場した。

 D氏は10日、オンラインコミュニティーに「第1世代最高のアイドル暴行事務所、追加被害職員です(証拠有)」というタイトルの文章を投稿した。D氏はこれと共に、A代表の事務所で勤務当時に撮ったとされる写真を添付した。

 D氏は自身をA代表の事務所で長く勤務していた社員と紹介。気持ちは重いが、自身と同じような被害者があらわれないことを願い文章を作成することになったと説明した。

 これを前に去る6日、ネットユーザーB氏は自身をA代表の事務所の元練習生と名乗り、A代表の暴行と暴言を暴露した。続けて9日には事務所社員だったというC氏が登場、同じくA代表からの暴行と暴言被害を主張した。ただし、最初に暴露した練習生B氏は10日、A代表と誤解を解き、謝罪し合ったとの新たな文章を掲載していた。

そんな中で続く暴露だ。以下はD氏が投稿した文章全文。

重い心境ではありますが、私と同じような被害者が出ないことを祈る気持ちで、悩んだ末にこの文章を書いています。

私は最近イシューとなった第1世代最高のアイドルによる練習生暴行があった事務所で、長く勤務していた職員です。

私は練習生被害者が文章を通して明かした2016年2月の暴行事件について知っています。当時、この事実を知りながら、被害者を慰めることや助けることができなかったことに責任を感じています。この文章を借りて「本当に申し訳なかったし、許してほしい」という言葉を伝えたいです。

実際私も勤務過程でその人(A代表)から暴行を受けたことがあります。

練習生のようにこぶしで頬を殴られるような暴行ではありませんでしたが、2度にわたり暴行されました。暴行とは別に、暴言も数回聞きました。

初めて暴行があった時期は2014年、中国・チンタオ(青島)への出張時でした。私はその人と共にスケジュールを終えた後、タクシーに乗って韓国式食堂に移動しました。その人と並んで後部座席に座り会話をしていたら、その人が革手袋をはめていた手で私の頭を殴りました。軽く叩く程度ではなかったと思います。突然殴られた状況だったため、正確な会話内容は覚えていません。

理由も分からず、私は驚きと共に恥ずかしさでいっぱいでした。私も理解できませんでしたが、タクシーの運転手さんに見られているかどうか、まずルームミラーを確認しました。韓国食堂に到着するまで、私がなぜ殴られたのか理由が分かりませんでした。食堂に到着すると、その人は私を入口に立たせ説教しました。

原因も分からないまま怒られ、私は驚くことしかできませんでした。その後、その人は私を連れて食堂の中に入り、食事を注文しました。その人と私の間には沈黙が流れました。しかし、食事が出てくると、その人は意外にも料理の写真を丁寧に撮っていました。とても納得しがたい行動でしたが、混乱していた私は何も言えないまま食事を終えました。

そして、泊まっていた宿舎に入った後、私はあまりの悔しさに一人で泣きました。しかしその人は自身が撮った料理の写真をカカオトークで送ってきました。本当に理解できない状況に、翌日すぐに帰国したかったのですが、私はそれができませんでした。

恐ろしさと自分に対する後悔の念などさまざまな感情が交差しました。

2度目の暴行は2019年、KBS放送局でありました。舞台に上がる前、私はその人のイヤーマイクを準備していました。するとその人は突然、「アイシッ」という言葉と共に私の手を叩きました。普段から感情の浮き沈みが激しい人だとは知っていましたが、舞台に上がる直前だったため、私は何も反応できませんでした。

その後、外で待機していた知人を呼び(マネジャーがおらず、私の知人が運転を担当した日)水筒を渡して現場を抜け出しました。

普段から暴言や人格冒とくにたくさん遭ってきましたが、私は当然それを耐えなければと思っていました。「女だからそんなに殴られなかったんだろう」と言う人もいました。暴行や暴言を我慢し働くことを選んだのも私自身だったため、すべてを私のせいだと感じていました。

私は退社する際、その人に暴言や暴行について話しました。その人は「自分がいつそうしたのか」と言い、「むしろ私(D氏)が本人(A)を殴り、怒鳴った」と言いました。また、新入社員の前で「なぜ優しいふりをするのか」、「いい人ぶるのは止めなさい」と言うこともありました。他の人たちがいる空間であざむかれたときは、私はすべてを失った心情でした。あの日のことを考えると、手が震え胸が痛みます。

私はその人に暴行したり暴言を吐いたりしたことはありません。

練習生が書いた文章が記事化された後、多くの記者から事実確認の連絡が来ましたが、恐怖心で勇気を出すことができませんでした。いまも恐怖ですが、私のような被害者が出ないことを祈る気持ちで、悩んだ末に勇気を出し、この文章を作成します。

この文章の内容が事実でない場合、すべての責任を負う覚悟です。

読んでいただきありがとうございました。



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