韓国一般ニュース
尹大統領内乱事件の捜査法案など8法案 国会で否決され廃案に
【ソウル聯合ニュース】韓国国会で8日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件と尹大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る疑惑を政府から独立した特別検察官に捜査させるための両特別法案をはじめとする8法案の再採決が行われ、いずれも否決されて自動的に廃案となった。
韓国 きょうのニュース(1月8日)
◇捜査機関 尹大統領の拘束令状再執行に苦心 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する拘束令状の執行を試みたものの不首尾に終わった独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が2回目の令状執行に向け準備を進めている。
最大野党前代表に懲役2年判決 代表選の現金ばらまきは無罪=韓国地裁
【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」の2021年の党代表選に絡み違法な金銭授受に関与したなどとして収賄罪や政党法・政治資金法違反の罪で起訴された同党前代表の宋永吉(ソン・ヨンギル)被告の判決公判で、ソウル中央地裁は8日、懲役2年(求刑・懲役9年)を言い渡した。
大統領警護処の幹部 警察の出頭要請に1人も応じず=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁の非常戒厳特別捜査団は8日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する拘束令状執行の阻止に関与した大統領警護処のキム・ソンフン次長が2度目の出頭要請に応じなかったとして、11日午前10時までに出頭するよう求める要求書を発送したと発表した。
尹大統領側が裁判に応じる姿勢示す 公邸からの逃走は否定
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弁護団は8日、ソウル市内で記者会見を開き、独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が2度目の拘束令状執行に乗り出すとみられることについて「無効な拘束令状によって行われる捜査に応じることはできないという立場はこれまで通りだが、これ以上国民に不便をかけ、公務員が犠牲になることを防がなければならない」と述べ、裁判に応じるとの立場を示した。
韓国経済の景気下方リスク増大 政治混乱で心理悪化=政府系シンクタンク
【世宗聯合ニュース】韓国政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は8日発表した「1月の経済動向」で、韓国経済について、「生産増加の傾向が鈍り景気改善が遅れ、不確実性拡大にともなう心理の萎縮により景気の下方リスクが高まっている」と指摘した。