国産駆逐艦(KDX-II、4500トン級)「崔瑩」=28日、ソウル(聯合ニュース)
国産駆逐艦(KDX-II、4500トン級)「崔瑩」=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル28日聯合ニュース】ソマリア海域に韓国船舶と国民の保護に向け派遣された韓国軍清海部隊で、第6陣の国産駆逐艦(KDX-II、4500トン級)「崔瑩」が29日から、第5陣「王建」に代わり本格的な任務に入る。韓国軍合同参謀本部が28日に明らかにした。
 釜山作戦基地を8日に出港した「崔瑩」は、マラッカ海峡経由でインド洋を横断し、オマーンのサラーラ港に到着した。特殊戦要員で構成された船舶検問チーム、海兵警戒隊など300人あまりが乗船している。特殊戦要員の派遣はこれで2度目。訓練時のさまざまな経験をほかの兵士に伝授することで、海賊対応の戦闘力強化が期待される。
 第5陣「王建」はアデン湾海域での任務を終え、29日に現地を出発し、来月中旬に帰国する予定だ。海賊に乗っ取られ、後に解放された原油タンカー「サムホ・ドリーム」を含め国内外の船舶432隻を護送する任務を遂行した。

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