5日、新型コロナウイルス感染者を乗せ大邱市内の病院に向かう車両=(聯合ニュース)
5日、新型コロナウイルス感染者を乗せ大邱市内の病院に向かう車両=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は5日、この日午前0時から午後4時までに新たに322人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計6088人。新型コロナウイルスによる死者は5人増え40人になった。 韓国では1月20日に初めて新型コロナウイルスの感染が確認された。感染者数は2月26日に1000人、同28日に2000人を上回り、翌29日に3000人を突破した。今月に入ってからは2日に4000人、3日に5000人を超えた。先月29日からの5日間でほぼ倍増したことになる。 大邱市と慶尚北道の感染者はこの日午前0時時点で5188人。大邱市が4327人、慶尚北道が861人となっている。 その他の地域の累計感染者数はソウル市が103人、京畿道が110人、釜山市が92人、仁川市が9人、光州市が14人、大田市が16人、蔚山市が23人、世宗市が1人、江原道が23人、忠清北道が12人、忠清南道が86人、全羅北道が7人、全羅南道が4人、慶尚南道が74人、済州島を行政区域に持つ済州道が4人となっている。 死者は5日午前0時時点で35人だったが、大邱市と慶尚北道で新たに計5人の死亡が確認され40人となった。5人の年齢は60代が2人、70代が1人、80代が2人で、80代の1人を除き、4人が持病を抱えていた。 完治して隔離を解かれた感染者は前日より47人増え、計88人となった。 中央防疫対策本部は、午前10時(同0時時点)と午後5時(同4時時点)の1日2回、新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
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