米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は「北朝鮮は今も公式に新型コロナによる感染事例はないと報告している。しかし(北朝鮮当局の)対応措置が住民たちの人権に及ぼす結果に対して深刻に憂慮する」と報道した。
OHCHRはこの日、ホームページを通じて「中国で新型コロナが発病した時からその隣国である北朝鮮に対する潜在的な危険性を注視している」と伝えた。
その中には、国連人権ソウル事務所長とのインタビューも載せられた。所長は「北朝鮮で新型コロナが拡散した場合、劣悪な医療システムのせいで致死率が高くなるため、かなり憂慮される」と語った。
また「劣悪な国家保健システムとかなりの人口の栄養欠乏状態などを考慮すると、北朝鮮で新型コロナが大規模に拡散する場合、隣国より致死率がかなり高くなり得るという点が主要な憂慮事案である」とも語った。
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