気象庁は試験を3日後に控えた30日、受験生の健康管理と試験場への移動支援などのため「スヌン気象情報」を発表した。
今回の大学修学能力試験は新型コロナウイルス流行の影響で、初めて秋(9~11月)ではなく冬(12月~2月)に行われる。釜山APEC首脳会談で試験を1週間遅らせた2006年度試験、キョンブク(慶北)ポハン(浦項)地震の影響で延期された2018年度試験の際も11月中に行われた。
気象庁は1~4日は全国のほとんどの地方で朝の最低気温が零下になり、昼の最高気温も10度以下にとどまるなど、寒くなるものとみている。
試験当日の3日は寒波特報まで発令される可能性は低い。しかしモンゴル付近から大陸高気圧が広がってくるため、韓国にも冷たい空気が入って来るものとみられる。28日から続いている朝の零下の寒さが試験前日と当日にも続く可能性があり、受験生は健康管理に注意しなければならない。
やや風が吹き、体感温度は気温に比べ1~3度ほど低くなりそうだ。
気象庁予報局のパク・チョロン予報分析チーム長は、「新型コロナウイルスと関連し周期的な換気を行うことを考慮すると、薄い服を重ね着し体温管理に注意する必要がある」と話している。
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