6日、人事革新処によると、政府はこの日‘2021年度国家公務員5級公開採用および外交官候補者選抜第1次試験’を実施した。全国5地域(ソウル・プサン(釜山)・テグ(大邱)・クァンジュ(光州)・テジョン(大田))、41の試験場、1022の試験室で試験が行われた。受け付けた願書によると、計348人の選抜に1万5066人が志願し、平均43.3倍の競争率を見せた。
これは昨年、計370人の選抜に1万2595人が志願したのと比べ、2471人(19.6%)増加したことになる。欠席者を除いた6日の受験率を集計した結果、80.3%で受験率も昨年(77.1%)より増加した。
募集職群別の志願者競争率は、5級行政職群48.2倍、5級技術職群30.1倍、外交官候補者41.8倍をそれぞれ記録した。細部募集単位では出入国管理職が2人の選抜に359人が志願し、179.5倍の最も高い競争率となった。
受験者の平均年齢は28歳で、昨年(27.7歳)より上昇した。年齢別では25~29歳が6555人(43.5%)で最も多かった。続いて、20~24歳が4306人(28.6%)、30~39歳が3417人(22.7%)、40~49歳が709人(4.7%)、50歳以上が79人(0.5%)の順だった。女性受験者は46%で、昨年(41.2%)より増加した。
政府は、今年の公務員試験からコロナ感染者も受験できるようにし、防疫を強化した。主治医から受験可能な状態であることが確認された受験生の場合、防疫当局が指定した病院や生活治療センターで試験を行うようにした。試験室ごとの収容人数は、平年の25~30人に比べて大幅に減少した15人以下で運営することにした。受験生同士は1.5メートル以上の安全距離を確保するためだ。なお、6日の試験で感染者はいなかった。
ファン・ソジョン(黃曙鍾)人事革新処長は「最近の憲法裁判所決定の趣旨と政府全体の決定により、感染者にも試験の機会を提供することにした。受験生の安全とコロナ感染予防のために徹底した防疫対策を立て、試験施行に万全を期す」とし「社会的距離確保と防疫守則を徹底的に守るなど、健康管理に留意してほしい」と強調した。
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