「世界と北東アジア平和フォーラム」の張誠ミン 理事長(画像提供:wowkorea)
「世界と北東アジア平和フォーラム」の張誠ミン 理事長(画像提供:wowkorea)
韓国の野党圏で“大統領選候補”格としてあげられる「世界と北東アジア平和フォーラム」のチャン・ソンミン(張誠ミン)理事長はきのう(8日)「“国民の力”(野党第一党)に圧倒的な勝利を抱かせた主人公は、ムン・ジェイン(文在寅)大統領だ」と強調した。

チャン理事長はこの日、自身のフェイスブックで「今回の選挙を通じてわが国民は、これ以上 文政権が民主主義を危機に陥れないようブレーキをかけ、民主主義を脅かすことのないよう民主的選挙を通じて命令し審判した」と伝えた。

つづけて「今回の選挙は、文大統領の独善的リーダーシップ、民主主義を裏切った暴走性、公正と正義を無視した土地投機と側近特恵、24回にも及ぶ不動産政策の失敗がなかったなら、このような とてつもない国民的怒りは起きなかっただろう」と分析した。

また「もう少し具体的に言うなら、去る21代国会議員総選挙で与党圏が確保した約180議席にもおよぶ圧勝の成績表が、傲慢の種だった」とし「きのうの勝利が今日の敗北の原因となった」と指摘した。

チャン理事長は「21代国会議員総選挙以降の文大統領のリーダーシップは、説得と妥結に基づいた“共生の合治”というよりは、傲慢(ごうまん)と独善、致命的傲慢に満ちた暴政を追求していった」とし「文大統領が運転した暴政の機関車は、まるでブレーキ(相互けん制とバランスに基づいた民主主義)なく疾走する“独善”(自分がすれば“善”、他人がしたら“悪”)の暴政(民主的責任政治不在)そのものであった」と批判した。

またチャン理事長は「今回の“審判”選挙を通じて表れた民心は、文大統領の“独善”式リーダーシップが自分たちの利益のためなら公正と正義の価値も無慈悲に踏みにじる大韓民国崩壊のリーダーシップとみたのだ」とし「特に選挙戦を揺り動かした20代・30代の若者たちの票心で、このような疑心は増幅された」と伝えた。

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